TK i-TECHNO SOLUTION CATALOG Vol.25
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ダンパーLθθ ベアリング・スライドレール直動部品ソフトクローズユニットガススプリングスプリングシリンダーロックキャスター2(N・m)モニターアーム昇降システムL2 と仮定)電子錠・トルクヒンジ調光フィルムストレッチフィルムホルダーケーブルパワーサプライケーブルガイドTK Mechanical Components 165基本的には蓋の大きさと質量が分かれば下記の計算式にて概算のトルク計算をする事ができます。トルクT= M × 9.8 × LM : 蓋の質量(kg) L : 蓋の寸法(m)(蓋の重心位置を 上記の計算式にて蓋が閉まる直前に発生する最大トルクを求め、試作品にて実機での動作確認をした上で、実際に必要なトルクを決定します。トルクの微調整は、ダンパーに封入するオイルの粘度を変更することにより可能です。2)ダンパー回転軸と蓋の回転軸がレバーやギアにより接続される場合は上記トルク計算結果はレバー比やギア比により変化します。ギア比が1:nの場合、ダンパートルクは通常のn倍必要となります。ダンパーの選定結果については、明確な判断基準はありません。落下時間を一つの基準として考える場合、60°の角度から自由落下させて、蓋が閉止するのに要する時間が2sec以上であれば、見た目にダンパー効果を感じることが可能ですが、あくまでも感覚的なものです。ダンパー取付位置①全開にするラック②自由落下が始まる 角度まで移動させるダンパー③手を放す (スローダウンする)ピニオン④全開にせずに落とすと スローダウンしないダンパー注意事項揺動ダンパーをご使用の際は、蓋を全開にさせてから、自由落下の始まる角度まで移動させ、手を放すようにしてください。蓋を少しだけ開き、その状態から手を放すと、スローダウンしきれずに勢いよく蓋が閉じ、手を挟む等の怪我に繋がる可能性があります。選定ロータリーダンパー、揺動ダンパーの選定1)回転軸とダンパーの軸が直結の場合

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