新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行に伴い、入退室を行う際に完全に非接触で認証が可能な顔認証や、体表面温度を測定できるサーマルカメラのニーズが高まっています。新しい生活様式と働き方が必要になったNew Normal(ニューノーマル/新しい日常)の時代において、入退室管理システムは高いセキュリティ性だけではなく、感染症の拡大を防止できるかという視点で選ぶ必要があります。本ページでは、入退室管理システムにおける感染症対策や、「非接触」「タッチレス」の製品やソリューションについてご紹介します。
新型コロナウイルスに感染または感染の疑いがある場合、過去の行動履歴を確認する必要がありますが、数日前の行動をはたして覚えているでしょうか?
もし社員が感染してしまった場合、入退室管理システムでその社員がいつ・どこに・どのくらい滞在していたかを確認することができます。同じ時間に同じ部屋にいた社員を抽出することで、感染拡大の防止に役立てることが可能です。
顔認証は、前もって認証データとして登録した顔情報と、本人の顔を照合する認証方式です。
新型コロナウイルスの影響により、現状普及している生体認証(バイオメトリクス認証*)の中では、完全な非接触で認証が可能であることと、さらに体表面温度を測定できる機能もオプションとして追加できることから、オフィスビルだけでなく、店舗や自治体等あらゆる分野において、感染症対策とセキュリティ性向上に効果的であるとしてユーザーからのニーズが大幅に増加しています。
*生体認証・バイオメトリクス認証とは:人のもつ生体的な特徴を利用した認証方式。顔認証の他には、指紋認証・静脈認証・声紋認証などがあります。認証の精度が高いだけでなく、なりすましが困難な為、安全性が高く評価されています。紛失の心配がないことも大きなメリットです。現在は、入退室管理だけでなくPCやスマホ、ATM等、重要な個人情報を取り扱う機器にも採用されています。
現在あらゆる世代で必需品となっているスマートフォン(スマホ)を使用した入退室方法です。スマートフォンの専用アプリに保存されたセキュアなID情報によって入退室できます。
普段持ち慣れているスマートフォンで出入りできるという利便性が大きなメリットです。また、入社・退職時のICカードの配布・回収等の管理が不要の為、業務効率化でき、カード紛失・未回収等のリスクがなくなります。
*スマートロックとは:スマートフォンなどの通信デバイスを利用して施錠・解錠を行うことができるシステムの総称。鍵の代わりにスマートロックを採用するシーンが、マンション、共有オフィス、レンタルスペース、シェアハウスなどで広がり、今後も拡大が予測されます。
ドア近くに設置したリーダー(認証機器)に非接触ICカードをかざすことで、解錠する方法です。
カードからIDを読みとり、入室可能な権限の人の場合は、電気錠を開錠してドアが開きます。
ICカードは交通機関や買い物時の電子マネーとしても使われている為、使い慣れている人が多く、最もポピュラーな認証方式です。暗証番号方式の機器等とは異なり、認証機器への直接接触は避けられます。
米国HID Global社のアクセスコントロールリーダー新製品。スマートフォン認証の標準装備でより快適な入退室管理の運用実現&デジタル化推進による非対面の運用管理で感染予防対策・業務効率向上へ。
当社では、ビジネス環境に欠かせないオフィスセキュリティとネットワークをトータルに構築し、安全管理に高い実績と最新技術の開発で、安心と快適をご提供します。New Normalの時代におけるリモート化・デジタル化・省人化・タッチレス化等に向けたソリューションもございますので、是非お気軽にお問合せくださいませ。
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高千穂交易株式会社 ビジネスソリューション事業部