5分読めばわかる！モニターアームの選び方
デスク周りの空間を有効活用するのに便利なモニターアーム。働き方改革もあり在宅勤務が増えた方のなかには、作業効率の改善や生産性向上として環境を整えるため、購入を検討されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。当ページでは、モニターアームの種類や取り付け方法等をご紹介します。モニターアームを選ぶ際にご参考ください。
モニターアームとは
モニターアームとは、液晶モニターや液晶テレビの位置（高さ、向き）を自分の好きな位置に固定または調整できるアイテムです。デスク周りの省スペース化や自分好みの作業環境を作り易くなります。また種類によっては、複数の画面を設置できるものもあるため、デュアル・マルチモニターの環境を作りたい方にもおすすめです。
自宅やオフィスに
一般的なデスクトップ型液晶モニタに比べ場所をとらずに取り付けられ、デスク上の作業スペースをしっかり確保できます。 複数のモニタ設置にも容易に対応できます。
コールセンターや金融で
顧客情報用と社内業務用などといった複数のモニターを同時に使用するとき、その操作性の向上とともに、 作業エリアの有効活用と省スペース化が図れます。
機械や生産設備に
モニターアームはクランプやネジによって強固に固定できるため、自動組立機／検査計測装置／半導体製造装置などといった生産設備機械の操作・監視モニター向けに最適な環境を提供します。
VESA規格とは
VESA(ベサ）とは「Video Electronics Standards Association」というビデオ周辺機器に関する標準の策定などを行う業界標準化団体の略称です。 VESAでは液晶モニターの取り付け方法について、下記の通りに2種類を標準化し規格化しています。
- 75mm×75mmピッチ
- 100mm×100mmピッチ
いずれもM4のネジで固定します。 現在販売されている液晶モニターの大部分はVESA規格対応していますので今お使いの液晶モニタにも簡単に取り付けられますが、購入の前には確かめておきましょう。 当社のモニターアームのモニタ取り付け部は75mm×75mmピッチの取付寸法を標準とし、100mm×100mmピッチの取付寸法を持ったモニターを取り付ける場合は、VESA 100×100アダプタの購入が必要となるケースがあります。 VESAは「Video Electronics Standards Association」の商品登録です。
モニターアームの主な種類
モニターアームには様々な種類があります。ここでは代表的なものを4種類ご紹介します。
水平垂直多関節アーム
縦、横、斜めで位置調整が自由自在なモニターアームです。最も高機能でデザイン性も高いものが多いです。
＜当社の人気商品＞
特長
- アーム本体の内部にガススプリング機構を内蔵しており、反力を使った軽くてスムースな動きと安定的な保持が可能
- 4～9kg までの液晶ディスプレイ、TVに対応
水平多関節アーム
モニターの高さを決めたうえで、水平方向の動きを実現するモニターアームです。製品によっては、複数のモニターを取り付けることもできます。
＜当社の人気商品＞
特長
- 1本の支柱に複数のモニタを取り付けることも可能
- 個々のパーツは組み合せ自由、最適なモニタ環境の構築が可能
- 耐荷重は12Kg以内で、目安として20インチ前後の液晶モニタのマウントに最適
垂直多関節アーム
垂直方向の動きに特化したモニターアームです。コンパクトでかつリーズナブルなため、個人利用も人気な製品です。
＜当社の人気商品＞
モニターアーム 垂直多関節アーム LA-11 クランプタイプ(エコノミー)
特長
- アーム付け根の稼動は、前後に各90°の範囲で調整可能
- 取付穴ピッチはVESA規格に対応。75mmx75mm及び100mmx100mmの2種類のプレートあり
- モニタのケーブルは、ケーブル収納部に収めることが可能
小型アーム（壁面・ポール・レール取り付けタイプ）
壁面やポール、レールに取り付けることのできるモニターアームです。空間の有効活用ができます。また小型なため場所をとりません。
＜当社の人気商品＞
特長
- 壁面へあらかじめ取り付けたプレートの溝に、アームを差し込んで引っ掛けて固定する壁掛けタイプ
- 耐荷重調整用ネジがあり、液晶モニタの重さに応じて最適な動きに調節することが可能
モニターアームの購入・お見積・その他ご相談
モニターアームの購入やお見積のご相談は下記よりお願いいたします。
またお探しのモニターアームが見つからない方もお気軽にご相談ください。弊社スタッフが必要な条件・用途をお伺いした上で、最適な製品をご提案いたします。
モニターアームの設置方法
モニターアームの主な設置方法をご説明します。耐荷重は一般的なPCモニターを想定しており、縦型ディスプレイなど形状や重心により、耐荷重範囲内であっても設置できない場合があります。注意しておきましょう。
クランプ式
デスクの天板を上下から挟み込みで設置する方法です。種類が多く、一般的なタイプと言えます。 ネジ穴をあける必要がないため天板や壁を傷つけることなく、位置調整も簡単に行えます。
グロメット式
天板に穴をあけて固定する方式です。クランプ式のようにアームの台座がはみ出ず、壁と隙間なくデスクを置くことができます。 また安定性も高く、重たいモニターを設置するのに最適な方法と言えます。
ネジ固定式
天板にネジを使って固定する方式です。
レール固定式
レールスタンドに取り付ける方式です。横に複数設置ができるため、スペースを効率的に使えます。当社取り扱いのレール固定式アームはモダンソリッド社レール専用です。
ポール固定式
支柱スタンド（ポールスタンド）に取り付ける方式です。縦に複数設置ができるため、スペースを効率的に使えます。導入の際は、ポールの直径とモニターアームの取り付け部品のサイズが合うかチェックするようにしましょう。
壁面固定式
壁面に取り付ける方式です。設置の際は壁の材質や原状回復の有無などをチェックするようにしましょう。
ラインナップ
モニターアームの購入・お見積・その他ご相談
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またお探しのモニターアームが見つからない方もお気軽にご相談ください。弊社スタッフが必要な条件・用途をお伺いした上で、最適な製品をご提案いたします。