米国シタラ・ネットワークス社と代理店契約、ネットワークQoS製品強化

~アプリケーションごとの帯域制御を実現~

高千穂交易株式会社(本社:東京都新宿区四谷1-2-8 社長:山村秀彦 資本金:7億9,550万円、店頭登録 証券コード:2676)は、米国シタラ・ネットワークス社(以下シタラ社)と販売代理店契約を締結し、通信回線上のトラフィックを優先度に応じて制御し、ネットワークの効率化を実現する同社製ネットワークQoS(Quality of Service)機器「QoSWorks」シリーズを、4月より販売を開始いたします。

今回発売する「QoSWorks」シリーズは、ネットワーク上で統合伝送される様々なアプリケーション(SAP R3、Citrix などの基幹系アプリケーション/H.323 VoIP音声/ストリーミング画像/HTTP Web/Exchange Mailなど)を自動識別し、アプリケーションレイヤーでの帯域管理を実現する帯域制御装置です。
最近のブロードバンド通信の急速な拡大に伴い、あらゆるデータが同一回線上に統合伝送されるなか、インターネットアクセスのトラフィックに基幹系データが圧迫されるというトラブルが増加しています。企業ネットワーク上にある各々のアプリケーションに最適な帯域幅を割り当て制御することにより、インターネットアクセスやFTPなどのバーストデータから、遅延やとぎれの許されない音声データや基幹系データ等の重要なアプリケーションを守ることが可能となります。
「QoSWorks」シリーズは、企業ネットワーク向けに 384kbps から 100Mbps までの通信速度に応じて、5機種で構成され、専用線から広域LANまで幅広いニーズに対応します。

高千穂交易は、今年度、ネットワークセキュリティ分野に注力しており、「QoSWorks」シリーズの投入により、QoS製品群を強化し、企業ネットワーク向けソリューション・サービスを充実してまいります。
「QoSWorks」シリーズの価格は、100万円から。

◎「QoSWorks」の概要

(1) リアルタイム・モニタリング機能 回線中のトラフィックをリアルタイムに確認することができます。又、各使用率をトラフィックレポートとして表示、ログ出力することが可能ですので、課金管理も容易に行うことができます。

(2) 管理の容易性 帯域設定、トラフィックレポートなどはすべて Web インターフェイス経由で設定・修正・確認が可能ですので、特別なソフトウェアは不要です。又、トラフィックモニターの結果を簡単に帯域設定に反映させることができ、複雑な計算や設定を必要とせず、状況に応じた帯域制御ができます。

(3) スケジュール機能 曜日・時間単位で、アプリケーション帯域を自由に設定でき、バックアップ・プログラムが夜間に実行されるような環境においてもそれに応じた帯域設定へ自動的に変更することが可能です。

◎ 「QosWorks」仕様

◎ 米国シタラ・ネットワークス社概要

・設立:1996年
・本社:マサチューセッツ州ウォルサム(ボストン郊外)
・資本金:135百万ドル
・売上高:25百万ドル(2001年度)
・従業員:160名
・事業内容:IPネットワーク・パフォーマンス・ソリューションの開発・販売及びサポート。 世界27ヶ国で販売。

◎用語解説

・QoS (quality of service):ネットワークの帯域を適切に配分し、それぞれの通信が必要とする通信速度を確保する技術の総称。

・アプリケーションレイヤー: 国際標準化機構(ISO)により制定された標準規格。異機種間のデータ通信を実現するため、通信機能を7階層に分割したモデルの最上位、第7層。アプリケーション間の通信を規定。

・FTP:インターネット上の2点間でファイル転送するためのプロトコル。

以上

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