自鳴式万引き防止システム『スーパーアンチボルシリーズ』にゲートタイプを投入

~業界トップクラスの感知距離が、確かな店舗セキュリティと開放感溢れるエントランスを実現~

高千穂交易株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:戸田秀雄、証券コード2676)のグループ子会社である、株式会社エスキューブ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:辰己一道)は、同社の主力製品である自鳴式万引き防止システム※1『スーパーアンチボルシリーズ』初となるゲートタイプ『SAブロードゲートシステム』を開発、8月1日より販売を開始いたします。

昨今、小売業界では郊外出店による店舗の大型化等に伴い、広い間口(出入口)を確保し、集客力を高めるための店舗設計を図る傾向にありますが、店舗の出入口に設置する万引き防止システム(ゲート)の一般的な感知距離は、ゲート1本立ての場合で片側1m(両側2m)前後であるため、感知距離以上に広い間口に対応させるには、ゲートを連立させる必要がありました。ゲートの連立は店舗のエントランスに圧迫感を与えかねず、小売業界では来店するお客様のスムースな入店(退店)に向け、検知距離の拡張を求める声が高まっていました。

そうした中、株式会社エスキューブは、『SAブロードゲートシステム』の技術開発を進め、同じくゲート1本立ての場合で、片側3m、両側で最大6mの間口にも対応可能なシステムの開発に成功いたしました※2。これは業界においてトップクラスとなる感知距離で、エスキューブは自社実績(『アンチボルシリーズコンパクトゲート』:片側1.8m、両側3.6m)を大幅に超える画期的な技術革新を果たしました。
同社では、この自鳴式万引き防止システム『SAブロードゲートシステム』を採用いただくことにより、確かなセキュリティと開放感のあるエントランスを兼ね備えた安全・安心・快適な店舗づくりに貢献できるものと期待しております。

日本万引防止システム協会※3による統計では、2011年度のEAS機器の年間販売台数は13,529台ですが、株式会社エスキューブでは、この『SAブロードゲートシステム』を、家電量販店やホームセンター、GMS(総合スーパーマーケット)などの大型店舗はもとより、店舗イメージを重視する高級ブティックや宝飾品店など、あらゆる業態の店舗向けに販売することで、3年後には、国内市場の10%のシェア獲得を目指してまいります。

【設置イメージ】

【SAブロードゲートシステム製品仕様】
サイズ:H:1500 × W:451× D:151(mm)
重量:16kg
販売価格:オープン価格
(仕様は予告なく変更されることがあります。)

※1 自鳴式万引き防止システム
株式会社エスキューブが国内で初めて開発したシステムで、商品に取り付けたタグ本体がアラーム発信機能を持つことにより、会計を済ませずに商品を持ち出すと、店舗の出入口に設置したゲートのみならず、タグ自身がアラームを発報し、不正を瞬時にお知らせいたします。商品に取り付けたタグ自身が鳴ることで、不正者を特定することができ、他のお客様に不快感を与えることがありません。また店内でタグが不正に外された場合にも、その場でアラームが発報する仕組みとなっています。
※2 スーパーアンチボルタグを使用した場合の数値。
※3 日本万引防止システム協会万引防止システムを製造、販売、サポートする企業の業界団体であり、流通業界の健全な経営、また青少年の非行防止という産業的・社会的役割を果たすべく、行政機関、関連業界団体とも連携をとり活動しています。

■株式会社エスキューブ
企画グループ 安田
TEL:03-5820-3151
E-mail:yyasuda@s-cubekk.co.jp


このニュースリリースに対するお問い合わせ

高千穂交易株式会社 経営システム本部
担当者:植松/深水
TEL:03-3355-1201
E-mail:pr@takachiho-kk.co.jp

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