高千穂交易のグループ子会社　高千穂交易（香港）と提凱貿易(上海) 韓国のアナログICメーカー泰進技術社と代理店契約を締結

高千穂交易株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：戸田秀雄、証券コード：2676）のグループ関連会社である高千穂交易（香港）有限公司（董事総経理：伊藤道昭）ならびに提凯貿易（上海）有限公司（董事長：岡本弘行）は、パワーマネージメント（電源）IC分野において、アジア地域を中心にグローバルな事業活動を展開する韓国メーカー、株式会社泰進技術（TAEJIN Technology Co., Ltd.）と代理店契約を締結し、高品質かつ低価格なアナログIC製品群「HTC Korea」ブランドの販売を開始しました。

「HTC Korea」ブランドは、ロードロップアウトボルテージレギュレータや昇圧／降圧スイッチングレギュレータをはじめ、USBパワースイッチやオペアンプ、コンパレータといった汎用性の高いアナログ製品を豊富に取り揃え、国内外の大手メーカーにおいても、インダストリアル機器（サーバー、無線システム）や車載関連（カーナビゲーション、GPSシステム）、またPCや家電（冷蔵庫・液晶テレビ・オーディオシステム）等で多くの採用実績を獲得しています。
「HTC Korea」ブランドは、ISO9001（品質マネジメントシステム）に基づく厳格な品質管理体制の下、開発・生産・販売が行われ、常に安定した品質を維持することによって、世界各国のお客様から高い評価を得ています。
さらにISO14001（環境マネジメントシステム）を積極的に推進し、全製品がRoHS指令に適合するなど、環境に配慮するお客様にも安心してご使用いただける製品です。
高品質かつ価格競争力に優れた「HTC Korea」ブランドは、他社のオリジナル品（またはセカンドソース品）の代替としても極めて有用で、他社のICを使用するお客様が抱える、①「ICのコストダウンを図りたい」②「ICがISO認証やRoHS指令に対応していない」③「ICが採用中に製造中止になる」といった課題にも十分にお応えできるものと考えております。

従来、高千穂交易（香港）ならびに提凯貿易（上海）では、中国に生産拠点を置く日系企業のお客様を中心に、現地での部品供給や技術サポート等を行ってまいりました。今後はこれらの活動に加えて、自社独自のデザイン活動を展開するほか、ローカル企業のお客様向けにも積極的にアプローチを図る方針で、今般の代理店契約締結はこうした販売戦略に基づき実施いたしました。

高千穂交易（香港）ならびに提凯貿易（上海）は、「HTC Korea」ブランドを、アナログ汎用品ならではの特性を活かして、家電等の民生市場をはじめ、産業機器市場や通信インフラ市場など、幅広いアプリケーション向けに拡販し、2011年度には両社で2億円の売上を目指します。

【株式会社泰進技術 HTC Korea製品】