高千穂交易のグループ子会社　株式会社エスキューブ 店舗ショーケース用防犯システム「Gケースアラーム」の販売を開始

高千穂交易株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：戸田秀雄、証券コード2676）のグループ子会社で、自鳴式万引き防止システムの開発・販売を主力とする株式会社エスキューブ（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：辰己一道）は、宝飾品や貴金属、時計、化粧品など、ガラスケース（Gケース）に陳列される高額商品の盗難防止効果を高めるため、マグネットセンサーと大音響アラーム機能を搭載した「Gケースアラーム」を開発し、3月13日より販売を開始しました。

従来から、百貨店や高級ブランドショップなどでは、商品をガラスケースの中に陳列し、お客様と対面販売を行っています。こうした陳列方法自体が盗難防止を図るためのものですが、混雑時のロックの掛け忘れによる盗難のほか、最近では、お客様応対時の隙を狙ってロック機能を破壊し、ケース内から高額商品を強奪するなど、悪質な犯罪が増加しており、防犯強化に向けた対策が急がれていました。

こうした中、株式会社エスキューブでは、これまで培ってきた自鳴式万引き防止システムの開発技術と運用のノウハウを活かし、自鳴式万引き防止タグとマグネットセンサー、小電力大音響アラームの機能の組合せに着目、アルカリ電池とリチウム電池で稼動する「Gケースアラーム」を開発しました。

この「Gケースアラーム」を陳列什器に取り付け、作動モードを「警戒」にセットすると、店員以外がガラスケースの扉を開けた際に大音量でアラームが発報し、その威嚇効果で盗難を未然に防ぐことができます。一方、お客様などへの対応でケースの扉を開ける場合には、店員が持つリモコンで「警戒」モードを解除した上で扉を開けることとなります。また、「Gケースアラーム」には、商談後の扉の閉め忘れを、赤色ランプの点滅で店員に知らせる機能なども付いています。

このように、お店の高額商品を「Gケースアラーム」でガードすることにより、犯罪の未然防止はもとより、店員がお客様の応対に専念しやすくなり、顧客満足度の向上や売上の増加に繋がることも期待できます。

株式会社エスキューブでは、この「Gケースアラーム」を、既に同社の自鳴式万引き防止システムを導入頂いている高級ブティックや時計店、家電量販店などに販売するとともに、百貨店、宝飾店、ドラッグストアなどへも販路を広げることで、初年度3,000台の販売を見込んでおります。
なお、販売に際しては、ガラスケースを製造・販売する陳列什器メーカーとも連携を図りながら、効率的かつ強力に拡販を進めてまいります。

【Ｇケースアラームの主な特長】

・電子機器を利用したガラスケースのより強固な防犯システムです。
・リモコン操作に対する「警戒」モード解除IDは255通りあり、店外から持ち込まれたリモコンによる不正が防止できます。
・扉を閉め忘れると、子機のLED表示が赤色に点滅します。
・扉を閉めると、「自動セット機能」により「警戒」モードに切り替わります。これにより、「警戒」モードへの切り替え漏れを防ぐことができます。
・親機・子機間を接続するケーブルが切断された場合、親機に内蔵された断線警報装置が発報します。
・アルカリ電池単一4本の小電力で、威嚇効果の大きい大音響アラームの発報が可能です。
・親機の電池が消耗すると、子機のLED表示が黄色に点滅し、電池交換時期を知らせます。

【価格】

オープン価格

【形状】

親機：長さ170㎜×幅80㎜×厚さ58㎜
子機：長さ110㎜×幅70㎜×厚さ36㎜（親機、子機間は800mmのケーブル接続）

【電源】

DV6Vアルカリ電池単一4本
CR-2032リチウム電池1個

（仕様は予告なく変更