高千穂交易、経済産業省にパソコン盗難防止システムを納入パソコンの盗難・紛失による情報漏えい対策を提供

高千穂交易式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:戸田秀雄、証券コード:2676)は、パソコンの盗難・紛失や不正持出しによる情報流出対策の一環として、自鳴式タグ(注)を用いた盗難防止システムを経済産業省に納入いたしました。

盗難防止システムは、オフィスのパソコンなど重要資産に、センサーゲートに反応する小型のタグを取り付け、出入口にタグを検知するゲートを設置します。所定の手続きをせずに外部へ持ち出そうとしたり、取り付けられたタグを不正に外したりすると、タグ本体がアラームを発し、盗難を知らせます。

経済産業省では、本省のノート型パソコンに自鳴式タグを取り付け、床に設置したマット型アンテナで盗難を検知することにより、省内の資産や情報セキュリティを確保し適切に管理しています。

盗難防止システムの標準的な機器構成は、①自鳴式タグ(タグ本体にアラーム発信機能を持つ小型タグ)、②ゲート/アンテナ、③デスクトップ又はハンディリモコン(タグのリセット、IDコードの書き換え)。機器は当社のグループ子会社で、自鳴式タグを国内で初めて開発した(株)エスキューブ社製品を使用します。最大4m(2連式マット使用時)と検知範囲が広く、誤作動が少なく信頼性が高い上に、タグの電池寿命が長い(約6年)という特長を持ち、導入後のランニングコストを抑え確実に重要資産を守ることができます。

高千穂交易およびエスキューブでは、これまで大学や企業へ同システムの導入実績があり、今後もグループとして官公庁を含め重要資産管理、情報流出防止対策を課題とするオフィスへの販売を強化します。また今後は、これまでの運用ノウハウや技術力を生かし、不正持出しを録画する映像監視システムや、特定エリアへの入退室を管理するシステム等との複合的なセキュリティソリューションも提案してまいります。

重要資産管理システムは中規模~大規模で約400~1,500万円。2007年度はグループで約30社への導入、約1億円の売上を目指します。

■構成機器の例 (エスキューブ社製品)

(注)自鳴式タグ
商品に取り付けられたタグ本体が警告音の発信機能をもつ小型タグ。オフィスにおける不正持出し防止目的に使用される場合、パソコンなどの重要資産から取り外そうとするとその場でタグがアラーム音を鳴らします。
また、タグを付けたまま室外へ持ち出そうとすると、ゲート・アンテナのセンサーに反応し、ゲートとタグが同時に警告音を発します。ゲートとタグの両方からアラーム音が鳴るため、不正持出しを行った人物を容易に特定することができます。(株)エスキューブは、自鳴式タグを国内で初めて開発・製造しました。

■高千穂交易について
高千穂交易は、1952年創立以来、世界の最先端エレクトロニクス商品・技術・サービスを日本に紹介し、数多くの企業の情報化に貢献してまいりました。「ビジネスセキュリティ」を事業コンセプトとして、ビジネス環境に「安全・安心・快適」を提供し、お客さまの企業価値増大に努めています。
商品監視システム・監視カメラシステムなどのセキュリティプロダクトと、企業ネットワークシステム・入退室管理システム・蔵書/資産管理システムなどのビジネスソリューションプロダクトを中核とする「システム機器事業」、半導体・電子部品などの電子プロダクトと、スライドレール・ガススプリングを始めとする機構部品プロダクトを中核とする「デバイス事業」、ならびに、付加価値の高いサポートサービスおよびソリューションサービスを提供する「カスタマサービス事業」を展開しています。
URLhttp://www.takachiho-kk.co.jp/


このニュースリリースに対するお問い合わせ

高千穂交易株式会社 広報IR担当
担当者:臼井
TEL:03-3355-1201
E-mail:pr@takachiho-kk.co.jp

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