高千穂交易、不正アクセス予知サービスを開始

~企業ネットワークの監視・運用管理サービスの充実~

高千穂交易株式会社(本社:東京都新宿区四谷1-2-8、社長:山村秀彦、資本金:7億9550万円、証券コード:2676)は、一般企業などを対象とした従来のネットワーク・オペレーション・センター(NOC)のネットワーク監視サービスに加え、サービス&サポート事業部内に、新たに「高千穂交易-セキュリティ・オペレーション・センター」(TK-SOC)を開設し、2003年5月19日より、インターネットからの脅威に対する『不正アクセス予知サービス』を開始いたします。料金は月額72,500円から、基本サービスとオプションサービスを設け、お客様のネットワーク環境やニーズに対応したサービスを提供いたします。2005年度売上は5億円を見込んでいます。

■『不正アクセス予知サービス』の概要と特長

TK-SOCは、お客様のネットワークに設置されたファイアウォール・侵入検知システム機器等のログをリアルタイムで適切に分析し、不正アクセスを見極め、対応策の提案や情報提供を行い、お客様の情報資産と信用を守ります。同サービスには、高千穂交易が独占ライセンス契約したSecure Associates社(セキュア・アソシエイツ)が独自に開発した、セキュリティ・マネジメント・プラットフォーム『MindStorm』を用います。

《特長》

1.マルチベンダー環境化でのファイアウォール・侵入検知システム機器等のログ管理
(365日/24時間)現在5社7機種のファイアウォール、侵入検知システム、ルータなどの装置に対応しており、今後、順次対応製品の追加を予定しています。

2.ログの相関解析と解析時間の短縮化
従来、人と時間を要していたログ解析は『MindStorm』を使用することで相関関係化され、短時間で既知の不正アクセスの傾向を察知、アラーム通知します。

3.安定した解析品質と対応策
業界標準SANS手法を取り入れたことにより、安定した品質の解析と改善(レコメンド)を提供します。
以上の特長を生かしたTK-SOCの『不正アクセス予知サービス』は、不正アクセスを予知し、効果的に事前対策を講じることができます。

■サービス内容

(1)初期導入サービス
・エージェントソフトウェアの導入

(2)基本サービス
・機器状態の監視
・アラート配信(E-Mail)
・ログイベント収集(常時)
・ヘルプデスク・IPデバイスライセンス料
・エージェントソフトウェア料

(3)オプションサービス
・対処情報配信-レコメンド-(E-Mail)
・ログ・イベント追加配信サービス
・ログ保存・提供サービス
・管理帯域リミッター
・レポータ配信サービス
・他社ベンダー折衝サービス

■用語解説

・ファイアウォール (firewall)
外部のインターネットから社内のイントラネットに対する不正なアクセスや、社内からインターネットへの情報漏洩などを防ぐことを目的として、イントラネットとインターネットの間に設置されるゲートウェイ。

・侵入検知システム
システムやネットワークの資源および活動を監視し、不正アクセス(侵入)を検出するシステム。システムあるいはネットワークが不正に、または許可なく使用された形跡を見つけると管理者に通知する。

・ログ(log)
ハードウェア/ソフトウェアの各システムが、動作に応じて、実行した処理の内容、処理結果などの情報を逐一出力したものを指す。トラブルへの対処や、ソフトウェアのバグ対応などでは、このログを頼りにシステムの挙動を確認し、問題点の特定を行う。

・プラットフォーム (platform)
各種のパッケージソフトやアプリケーションソフトが同じインタフェース上で利用できる場合、そのインタフェース以下のことを「プラットフォーム」と呼ぶ。

・SANS (System Administration Networking and Security)
米国政府や企業・団体間における情報セキュリティの調査・研究、および教育プログラムの提供を目的として1989年に設立された機関。米国をはじめ、欧州・アジアなど世界各国でセキュリティ専門家や情報システム監査人、システムアドミニストレータ、ネットワーク管理者を対象に、情報セキュリティ教育プログラムの提供や情報収集・情報交換の場を提供している。

このニュースリリースに対するお問い合わせ

高千穂交易株式会社 経営システム本部広報IRチーム
担当者:村木・臼井
TEL:03-3355-1201
E-mail:pr@takachiho-kk.co.jp

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