英国ウォルフソン社製アナログ・デジタル・ミクスドシグナルICの販売開始

~携帯機器向けに高い電気特性とクラス最高の低消費電力CODECを提供~

高千穂交易株式会社(本社:東京都新宿区、社長:山村秀彦、資本金:7億9550万円、JASDAQ:2676)は、DVD、デジタルカメラ、Hi-Fiオーディオ、セット・トップ・ボックス、携帯電話、ゲームコンソールなどの、オーディオ機器、イメージング製品、モバイル製品向けに、英国WolfsonMicroelectronics社(ウォルフソン・マイクロエレクトロニクス社以下ウォルフソン社)製アナログ・デジタル・ミクスドシグナルIC(※1DAC、※2ADC、※3CODEC、※4AFE)の販売を開始します。

今回販売を始めるウォルフソン社製オーディオ向けDAC、ADC、CODECは、低価格商品向けから高性能を必要とするアプリケーション向けまで、あらゆるオーディオ特性をカバーしております。また、AFEは、デジタルコピー機、スキャナ、最新のマルチファンクションプリンタに多くの採用実績をもっております。

近年アナログ・デジタル・ミクスドシグナルICは、携帯電話を始め、PDA、デジタルカメラ等モバイル製品への需要が急速に増加し、製品の小型化、低消費電力が要求されております。ウォルフソン社の製品は、高い電気的特性とクラス最高の低消費電力が両立されており、ポータブルデジタルオーディオ向けに開発されたCODEC(WM8750L)では、
・低消費電力(7mWステレオ再生1.8V/1.5V電源)
・高性能(DACSNR98dB、ADCSNR95dB)
・小型パッケージ(5×5×0.9mmQFNパッケージ)
を実現しています。

高千穂交易株式会社は、ウォルフソン社製アナログ・デジタル・ミクスドシグナルIC(DAC、ADC、CODEC、AFE)を、DVD、デジタルカメラ、Hi-Fiオーディオ、セット・トップ・ボックス、携帯電話、ゲームコンソール、PDA、などの製品向けに販売し、2004年度の売上10億円を見込んでいます。

<WM8750Lの特長>

1)電源電圧:1.5V~5.5V(全電圧で動作保証)
2)動作温度範囲:-25°C~+85°C
3)消費電力:7mWステレオ再生(1.8V/1.5V電源)
4)DACSNR:98dBADCSNR:95dB
5)パッケージ:5×5×0.9mmQFN14mW録音再生(1.8V/1.5V電源)

【用語解説】

※1.DAC:
デジタル信号をアナログ信号に変換する回路。パソコンでは、ビデオカードのデジタルデータをアナロ信号に変換してディスプレイへの送信に利用されている。

※2.ADC:
アナログ信号をデジタル信号に変換する回路。音声のアナログ信号をデジタルデータに変換してコンピュータに保存するデジタル録音などに利用されている

※3.CODEC:
音声や映像のアナログ信号をデジタル信号に変換、または逆にデジタル信号からアナログ信号に変換する為のIC

※4.AFE(アナログ・フロントエンド)IC:
CCDからのアナログ画像をDSP等のデジタル画像処理ICで扱う事が出来る様にデジタル信号に処理する為のIC

<ウォルフソン社会社概要>
設立:1985年
従業員:120名
所在地:英国エジンバラ
昨年度売上額:50億円
事業内容:ミクスドシグナルIC(DAC、ADC、CODEC、AFEIC等)の開発・製造・販売


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