米国California Micro Devices Corporation (CAMD)社と代理店契約を締結、集積化受動素子の販売活動開始

独自特許技術を使用した薄膜IPD技術で、回路の小型化を実現PC、PC周辺機器、携帯電話、デジタルカメラ向けに

高千穂交易株式会社(本社:東京都新宿区四谷1-2-8、社長:山村秀彦、資本金:4億9800万円)は、米国California Micro Devices Corporation(カリフォルニア・マイクロ・デバイセス・コーポレーション 以下CAMD)社との代理店契約を締結し、広範な集積化受動素子(IPD:Integrated Passive Devices)とアナログ集積回路の販売活動を10月16日から開始致します。

CAMD社の独自特許に基づく同社の薄膜IPD製品群には、ターミネータアレイ、EMIフィルターアレイ、ESD保護用ダイオードアレイ等の製品があります。
これらの製品は、従来の厚膜素子と比較し回路の小型化を実現し、なおかつ動作周波数のチューニングが不要という特長があります。薄膜製品を使用することにより、ユーザのシステム設計時間の短縮や再設計が不要になるため、タイムリーな市場投入が可能となります。
また、従来の厚膜素子は1Ghzを超えると設計通り動作しなくなるのに対し、薄膜IPD製品は3Ghz以上まで設計どおりの動作可能である為、今後益々厳しさを増すEMC規制にも対応可能です。
さらにターミネータアレイ、EMIフィルターアレイおよびESD保護用ダイオードアレイに関しては小型携帯機器用に最適な超小型チップスケールパッケージも取り揃えています。

ターミネータアレイやESD保護用ダイオードアレイはPC及びPC周辺機器、EMIフィルターやESD保護用ダイオードアレイは携帯電話やデジタルスチールカメラの使用に最適です。

CAMD社1980年に設立され、当初、軍事・医療分野で高い品質と優れた実績を挙げました。本社は、米国カリフォルニア州ミルピータス、生産拠点は、ミルピータスとアリゾナ州テンピにあります。

高千穂交易株式会社では、CAMD社製品の販売により、初年度3億円の売上を見込んでいます。

【語句説明】
ESD: Electrostatic Discharge(静電放電)
EMI フィルター: Electromagnetic Interference(電磁干渉・妨害)
薄膜技術: ICの製造と同様にシリコンウェハ上に抵抗―コンデンサーを構成して製造する技術

California Micro Devices Corporation 社
(カリフォルニア・マイクロ・デバイセス・コーポレーション)
【概 要】
●所在地:米国カリフォルニア州・ミルピータス
●社 長:Jeffrey C. Kalb
●従業員:280名
●売 上:4370万ドル(2000年3月期)
●URL :http://www.camd.com

高千穂交易株式会社
【概要】
●従業員:323名
●売上:16,181百万円(99年度)
●URL :http://www.takachiho-kk.co.jp

このニュースリリースに対するお問い合わせ

高千穂交易株式会社 経営企画室 広報担当
担当者:村木
TEL:03-3355-1201
E-mail:pr@takachiho-kk.co.jp

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