高千穂交易株式会社 米国ジュニパーネットワークス社製 SSL-VPN装置 「SecureAccess」の新シリーズを販売開始

~ ハイパフォーマンスでセキュリティ性の高いエクストラネットとリモートアクセスを実現 ~

高千穂交易株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:山村秀彦、証券コード:2676)は、米国ジュニパーネットワークス社(JuniperNetworks,inc.本社:米国カリフォルニア州会長兼CEO:ScottKriens)製SSL-VPN装置『SecureAccess』の新シリーズの発売を、11月1日から開始いたします。

SSL-VPN装置『SecureAccess』シリーズは、社外からのイントラネット・エクストラネットへのリモートアクセスを安全かつ簡単に実現します。複雑で運用コストの高い従来のVPNとは異なり、汎用ブラウザを利用することにより、
(1)クライアント側に専用ソフトウェアをインストールする必要がなく、管理者の負荷を大幅に軽減
(2)*SSL(セキュア・ソケット・レイヤー)によるデータの暗号化、及び*PKI認証により簡単にセキュアなネットワークを構築
(3)専用端末がなくてもインターネットが利用できる環境であれば、どこからでも企業内情報へのアクセスを実現します。国内・海外出張時の社内情報アクセス、ホームオフィス、企業間取引、少人数拠点のネットワークインフラなど様々なリモートアクセスのニーズに応え、ネットワーク規模に応じた製品ラインナップを揃えています。

今回の新シリーズ「SecureAccess700」、「SecureAccess2000」、「SecureAccess4000」、および「SecureAccess6000」では、それぞれ、ハードウェアにおいては同社従来シリーズより高い性能を持つプラットフォームに一新され、ソフトウェアにおいては、機能アップと同時に従来では複数に分かれていたライセンスを一つにバンドル化することでコストパフォーマンスが大幅に向上しました。

高千穂交易は、これまで企業ネットワークにおけるセキュリティソリューションを推進、安全で快適なネットワークを支える事業を展開してきましたが、今回のジュニパーネットワークス社製SSL-VPN装置『SecureAccess』シリーズの販売により、更にネットワークセキュリティ事業を強化してまいります。
SSL-VPN装置『SecureAccess』シリーズは、リモートアクセスを利用する機会が多く多数の営業社員を抱える業界(証券・金融・製薬等)などに加え、*SFAなどを販売する*SI、*IDC、*ASPへの販売により年間150セットの売上を見込んでいます。価格は48万円から。

『SecureAccess』は、全世界のSSL-VPN市場でトップシェア製品(フロスト・アンド・サリバン社2004年統計調査)であり、日本国内でもSSL-VPN市場でトップシェア(富士キメラ総研社2005年度統計調査)の製品で、第三者機関InformationSecurityPartnersによるセキュリティ検証において高い評価を得ている唯一のSSL-VPN装置です。高千穂交易では2002年(当時Neoteris社)から本商品を日本市場に投入しており、多くの実績を積み重ねてまいりました。

「SecureAccess」シリーズの概要

◎製品の特長

1.専用ソフトウェアをインストールする必要がなく、汎用ウェブブラウザから簡単に社内ネットワークにアクセスが可能。

2.SSLによる暗号化で盗聴や改ざんを防止。

3.PKI認証により「*なりすまし」による不正アクセスを防止。

4.社外からのメール、グループウェアに加え、Windows及びUnixのファイル共有が可能。

5.ユーザーのグループごとに、アクセスコントロール設定が可能。

●ハードウェアについて

「SecureAccess6000」:大規模システム・サービスプロバイダー向け
・ハードディスクが冗長化され、リアルタイムのデータ・ミラーリングが可能で可用性が大幅に向上。
・GBICベースの複数のイーサネット・ポートを搭載、DMZやイントラネット環境下で、ギガビット級の複数ネットワークへの接続が可能。
・RC4/3DES/AESに対応した最新のSSLアクセラレーション・チップセットも標準搭載。

「SecureAccess4000」:中大規模システム向け
・ライセンスベースのSSLアクセラレーション・チップセット(RC4/3DES/AESに対応)の搭載可能
・ハードウェアの冗長化構成が可能。

「SecureAccess2000」:コスト効率のよい中規模システム向け
・ハードウェアの冗長化構成が可能。

「SecureAccess700」:ネットワークレイヤー機能を標準搭載した中小規模事業所(SME)向け。

●ソフトウェアについて

従来では複数に分かれていたライセンスを一つにバンドル化、コストパフォーマンスが大幅に向上しました。

・ジュニパー・エンドポイント・ディフェンス・イニシアティブ(J.E.D.I.):エンドポイントセキュリティ機能を標準搭載。ネットワーク管理者がユーザーグループ毎にきめ細かくアクセス制御することが可能で、この機能を活用して検疫ネットワークシステムの構築も可能になります。

・SAMNC:クライアントサーバー型アプリケーションなど、あらゆるアプリケーションを取り込むための全ての機能をバンドル。ネットワークコネクトでは、業界初となるアダプティブ・デュアル・トランスポート・モード機能で、業界随一のスループットを実現しました。

・IVS:業界初のVLAN機能を実現しました。1台の『SecureAccess』で仮想的に複数台であるかのように機能するので、サービスプロバイダーがSSL-VPNサービスを複数のお客様に提供するには最適です。

用語説明

・SSL(SecureSocketLayer):インターネット上で情報を暗号化して送受信するプロトコル。公開鍵暗号など、他のセキュリティ技術を組み合わせ、データの盗聴や改ざん、「なりすまし」を防ぐことができる。

・VPN(VirtualPrivateNetwork):オープンなインターネット等の公衆サービス上で認証技術や暗号化を用いて保護された仮想専用ネットワーク。

・PKI(PublicKeyInfrastructure):公開鍵基盤。暗号鍵、電子証明書の生成と管理をする環境。

・SFA(SalesForceAutomation):パソコンやインターネットなどの情報通信技術を駆使して企業の営業部門を効率化すること。営業支援システム。

・SI(SystemIntegrator):顧客の業務内容を分析し、問題に合わせた情報システムの企画、構築、運用などの業務を一括して請け負う事業者のこと。

・IDC(InternetDataCenter):インターネットなどで、通信事業者などがユーザーのサーバーなどの機器を預かり管理するサービス。

・ASP(ApplicationServiceProvider):サーバーにERP(統合業務用パッケージ)などのアプリケーションソフトを導入し、ユーザーにネットワークを介してそのソフトを利用させるサービス事業者。

・なりすまし:他人のユーザーIDやパスワードを盗用し、その人のふりをしてネットワーク上で活動すること。

【高千穂交易ネットワーク事業部について】
高千穂交易のネットワーク事業部では、1970年に日本最高速モデムを販売開始して以来、30年以上にわたり培った豊富な経験と実績をベースとして、ますます重要性が高まるネットワークセキュリティ(ファイアウォール、SSL-VPN)製品や、マルチホーミング・ロードバランサなどの新しいトラフィックマネジメントソリューションを通して、お客様の安全で快適なネットワークを支える事業を展開しています。3000社以上にのぼるネットワークを構築した実績、ノウハウと多彩な製品群で、企業ネットワークの安全・快適・効率性を高める最適なソリューションをご提案、お客様の「経営革新」をサポートしています。

【高千穂交易について】
高千穂交易は、1952年創立以来、世界の最先端エレクトロニクス商品・技術・サービスを日本に紹介し、数多くの企業の情報化に貢献してまいりました。「ビジネスセキュリティ」を事業コンセプトとして、ビジネス環境に「安全・安心・快適」を提供し、お客さまの企業価値増大に努めています。
ネットワークセキュリティやトラフィックマネジメントなどをはじめとする情報ネットワークプロダクトと、商品監視システムや入退室管理システムをはじめとするセキュリティプロダクトを中核とするシステム機器事業、半導体・電子部品などの電子プロダクトと、スライドレール・ガススプリングをはじめとする各種産業機器プロダクトを中核とするデバイス事業、ならびに、付加価値の高いサポートサービスおよびソリューションサービスを提供するカスタマサービス事業を展開しています。


このニュースリリースに対するお問い合わせ

高千穂交易株式会社 広報 IR 担当
担当者:村木
TEL:03-3355-1201
E-mail:pr@takachiho-kk.co.jp

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