株式会社スーパーいしはらが高千穂交易の SES 電子棚札システムを導入店舗レイアウトに左右されない電波方式では国内初導入。 価格表示ミスによる損失と、売価変更作業工数を大幅に軽減

高千穂交易株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:戸田秀雄、証券コード:2676)は、同社の販売するフランス S.E.S.-ESL 社製電子棚札システムが、株式会社スーパーいしはら(本社:静岡県浜松市、代表取締役社長 石原 実)高丘店に採用されたことをお知らせします。

電子棚札システムとは、商品陳列棚の値札(棚札)を電子化したもので、液晶画面で商品の価格を表示します。POS レジスターに登録されている価格情報を、売り場の天井裏などに設置したアンテナを通じて電子棚札に伝送するので、常にPOS データと連動した正確な価格を表示することができ、また即座に売価表示を切り替えることもできます。
高千穂交易が販売する S.E.S.-ESL 社製電子棚札システムは、国内で初めて電波方式を採用しているため、店舗構造物や積まれた商品、立ち止まっている人などにも遮られずに、信頼性の高い伝送が確保できます。

今回、電子棚札システムを導入した株式会社スーパーいしはらでも、他店同様に紙の値札を使用しており、毎日、変更される売価情報に従って店員が値札の変更を手作業で行っていたため、価格表示に大きな労力と時間が必要でした。また、手作業で行うため価格表示ミスも生じ、売価違い(値札と POS で登録された価格の違い)による損失もありました。
株式会社スーパーいしはらでは、お客様へのサービス向上とシステムの効率化を積極的に推進しており、今回の電子棚札システム導入により、店員は値札変更作業を行なう必要がなくなり、品出しや接客に専念できるので、お客様へのサービスが格段に向上、また、売価違いもなくなりましたので、お客様満足度も向上、損失防止も実現できました。また、フランス S.E.S.-ESL 社製電子棚札システムは、見やすい液晶画面、視角の揃った取り付け機構、カラーバリエーションにより、お客様からは店内が明るくなったという評価も頂いております。

導入したシステムは、電子棚札7000個、電子棚札サーバー(価格情報の管理・送信)、アンテナ(価格情報を電子棚札に送信)、陳列棚専用レール(棚札落下防止機構)などで構成されています。今後は、導入店舗でのシステム運用の更なる向上と、他店舗への導入拡大を図ります。

今回のシステムはPOS業界最大手の東芝テック株式会社との協業で実現したもので、今後同社も全国で販売展開する予定です。

小売店業界では、販売競争の激化により売れ筋商品などの売価変更が頻繁に行われるようになり、そのコストが上昇しています。また、価格表示ミスによる損失もなかなか削減できません。更に、今後想定される消費税率改定時には、すべての価格表示を一夜で修正するために、膨大な作業が必要となります。このような課題を解決するため、スーパーマーケットを始めドラッグストア、ホームセンターなどでも電子棚札システムが注目されています。
高千穂交易では、今後も GMS、スーパーマーケット、ホームセンター、ドラッグストアなどの小売店を中心に、SES電子棚札システムを、今後3年間で300システム販売する計画です。

<S.E.S.-ESL社製電子棚札システムの特長>
*国内初の電波方式を採用。店舗構造物、セールなどで多量に積まれた商品や立ち止まっている人などにも遮られずに、信頼性の高い伝送が確保できます。このため棚札の取り付け位置や角度に制約がなく、店内のレイアウト変更時にもアンテナの移設、追加作業の必要がありません。
*陳列棚専用レールと独自のロック機構により、電子棚札の盗難や、落下を防止します。
*電子棚札は専用レールに固定されて使われますが、専用のツールを使えば誰でも簡単に取り外し、移動出来ます。
*液晶の表示エリアは、黄色い背景と大きな数字で表示価格も見やすい設計です。
*おしゃれなデザインと前面のカラーシルクスクリーンによって独自の店舗造りを支援します。さらにお店のロゴを印字するなどオリジナルデザインが可能でPB商品や特定商品の販促効果にも役立ちます。

<株式会社スーパーいしはら会社概要>
代表取締役社長 石原 実
設立:1961年
従業員:460人
売上:79億4,800万円(平成17年4月決算実績)
事業内容:青果・精肉・鮮魚・惣菜の生鮮品と一般食品・日用雑貨品の小売販売
店舗:静岡県浜松市を中心に店舗展開10店舗(2006年10月現在)


このニュースリリースに対するお問い合わせ

高千穂交易株式会社 広報IR担当
担当者:村木
TEL:03-3355-1201
E-mail:pr@takachiho-kk.co.jp

資料ダウンロードはこちら