安全安心な学校環境を実現する「ICタグ・スクールセキュリティシステム」を納入

~ 四天王寺学園小学校(大阪府藤井寺市)がシステムを導入 ~

高千穂交易株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:戸田秀雄、証券コード2676)は、アクティブICタグを活用して、犯罪から児童生徒を守り、安全安心な校内環境を確保する「IC タグ・スクールセキュリティシステム」を、平成21年4月4日に開校した四天王寺学園小学校(大阪府藤井寺市)に納入いたしました。

「ICタグ・スクールセキュリティシステム」は、児童生徒一人ひとりの状況を「掴んで、知らせて、対処する」マルチシステムです。児童生徒が携帯するアクティブICタグ、校内に張り巡らす受発信アンテナ、アプリケーションソフト等で構成され、主に、①児童生徒の登下校情報を検知して、保護者の携帯電話にメールを自動送信する、②校内で異常事態に遭遇した場合、位置情報を検知して、職員室のモニターに表示する、③不審者の侵入を警報で知らせ、録画するといった機能を有しております。
当システムは、アクティブICタグを利用するため、他社のシステムと比較して、タグをリーダーにかざす必要がありません。特に児童生徒向けのシステムとしては、こうしたタグの存在を意識せず単に校門を通過するだけでICタグが検知される点は大きなメリットです。また、四天王寺学園小学校のように間口の広い校門にも対応できる、非常に高い検知力も大きな特長の一つです。

昨今、登下校時のほか、校内に不審者が侵入し、児童生徒が襲われるといった痛ましい事件が後を絶たず、官民挙げた危機管理対策の実践が急務となっています。こうした中、四天王寺学園小学校では、全児童のために安全な学校環境を確保し、子どもたちの安否に関心を寄せる保護者の安心を支えるため、「ICタグ・スクールセキュリティシステム」を導入いただきました。また、これに合わせて同小学校では、児童によるICタグの携帯率、すなわちシステム導入の実効性を高めるため、ICタグ専用の内ポケットが付いた制服が採用されています。

当社では、今回のシステム納入により、四天王寺学園小学校が目指しておられる安全安心な学校環境づくりに、少しでも貢献できるのではないかと期待しております。現在、当システムは、吹田市立古江台中学校(大阪府)、下関市立長府小学校(山口県)でも稼動しておりますが、さらに多くの学校に「安全・安心・快適」な環境を提供できるよう、他社との連携も含め、引き続き積極的な働きかけを行ってまいりたいと考えております。

ICタグ・スクールセキュリティシステムの概要

<四天王寺学園小学校について>
四天王寺学園小学校は、学校法人四天王寺学園(大阪市天王寺区、森田俊朗理事長)が平成21年4月に設立した小学校です。
四天王寺学園は、聖徳太子の仏教精神に基づき、大正11年に天王寺高等女学校が創設されたことに始まります。以来、中学校、高等学校、短期大学、大学、大学院を設立し、中等教育ならびに高等教育機関として人間教育に取り組んできました。新たに開校した四天王寺学園小学校では、発達段階に合わせた特色ある幼少時教育を行い、知的好奇心旺盛な子どもたちの育成を目指しています。
所在地:大阪府藤井寺市春日丘3丁目1番78号
公式HP : http://www.shitennoji.ac.jp/primary/


このニュースリリースに対するお問い合わせ

高千穂交易株式会社 コーポレート統括室
担当者:田中
TEL:03-3355-1201
E-mail:pr@takachiho-kk.co.jp

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