光通信用デバイスおよびCMOSイメージセンサのメーカー5社製品の販売を開始

高千穂交易株式会社(本社:東京都新宿区、社長:山村秀彦、資本金7億9550万円、JASDAQ:2676)は、光通信用デバイス、およびCMOSイメージセンサの下記有力メーカー製品の販売を開始いたします。

今後ますますブロードバンド化が進む中、ブロードバンドネットワークのインフラとして光通信の重要性は、さらに高まってゆきます。
また、ブロードバンドネットワークにおいてキーとなるのは画像データであり、今後は画像データの大型化や通信回数も急激な増加が見込まれています。それに伴い、画像データの取り込み素子としてのCMOS※1イメージセンサの市場は、飛躍的な成長を遂げると期待されています。

弊社電子事業部では、中長期的にブロードバンドネットワーク関連のデバイス・コンポーネントに注力しております。今回、光通信の中核となるデバイス、およびハイエンドからローエンドまでの幅広いCMOSイメージセンサをラインアップしたことにより、さらなる製品の拡充・強化を図り、お客様のさまざまなニーズに、最適なソリューションとして提供してまいります。なお、関連商品の販売は、3年後の売上20億円を目標としています。

【メーカーと製品の概要】

1.光通信デバイス

1)Myson-Century Technology Inc.(マイソン-センチュリーテクノロジー社)
台湾で1-2をあらそうファブレスのICメーカ(デザインハウス)です。
設立:1990年
本社:台湾新竹市
従業員:243名
業務:光通信、ネットワーク、USB2.0用IC、LCDコントローラ等の設計、販売
市場:FTTH、ネットワーク機器、情報機器等

2.CMOSイメージセンサ

1)TransChip Ltd.,(トランスチップ社)
CMOSイメージセンサと画像処理回路をワンチップに取り込んだ製品を提供しています。すでにCIF(10万画素)およびVGA(30万画素)は量産となっており、来年にはSXGA(130万画素)がリリース予定です。
設立:1999年
本社:イスラエルマラットガン市
従業員:30名
業務:CMOSイメージセンサの開発、販売市場:携帯電話、PDA等

2)Fillfactory NV(フィルファクトリー社)
欧州有数の研究機関であるIMECから独立した会社で、10年以上にわたりCMOSイメージセンサの研究を続けてきました。ハイエンドCMOSイメージセンサのトップメーカです。
設立:1999年
本社:ベルギーメッカレン市
従業員:28名
業務:CMOSイメージセンサの開発、販売市場:マシンビジョン、ハイエンド・デジカメ等

3)TASC(Taiwan Advanced Sensors Corp:タスク社)
台湾でのCMOSイメージセンサのパイオニアで、デジカメやPCカメラ等に数多くの実績があります。
設立:1990年
本社:台湾台北県汐止市
従業員:35名
業務:CMOSイメージセンサ、画像処理DSP、PCカメラ等の設計、販売市場:デジカメ、PCカメラ、監視カメラ、CMOSカメラモジュール等

3.CMOSカメラモジュール

1)H.P.B. Optical Co. Ltd(エッチ・ピー・ビーオプティカル社)
台湾のレンズメーカで、豊富なレンズ群にくわえ、廉価なCMOSカメラモジュールを製造、販売しています。
設立:1985年
本社:台湾台中市
従業員:300名
業務:CMOSカメラモジュール、レンズ
市場:監視カメラ、組込み用機器等(広範囲)

【用語解説】

CMOS:「相補性金属酸化膜半導体(Complementary Metal Oxide Semiconductorの略)」Nチャンネル型MOS FETとPチャンネル型MOS FETを組み合わせた相補型の論理回路。従来のCCDセンサに比べて高速で消費電力が小さく、単一の低電圧で稼動することから、周辺回路との一体化も可能になる。以上

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