データベース管理システム「Caché」(キャシェー)の販売を開始

~ 「新規事業公募制度」事業化プロジェクト第2号 ~

高千穂交易株式会社(本社:東京、社長:山村秀彦、資本金:7 億 9550 百万円)は、米国インターシステムズ社製高速データベース管理システム「Caché」(キャシェー)の販売とアプリケーションの開発受託サービスを、4月から開始します。
今回販売する「Caché」は、今日、経営戦略や各種業務に欠かせないデータベースの次世代データベース管理システムとも言われ、従来のデータベース管理システムと比較して、①トランザクション処理が高速で、必要ディスク容量が小さい、②Webシステム稼動負荷が従来システムより小さい、③システムを停止させることなくアプリケーションの変更やバックアップ、データ最適化の実行など、パフォーマンスが高い多くの特徴をもっています。
また、「Caché」は、従来のリレーショナル・データベースをサポートしているため、「Caché」への移行が容易にできるほか、従来のリレーショナル・データベースの利用もできます。
当社は、「新規事業公募制度」事業化プロジェクト第2号として、高速データベース管理システム「Caché」の事業化を目指し、この4月から「Caché」の販売及びアプリケーションの開発受託サービスを、多店舗展開の小売業や大量郵便物を発送処理する業界に展開を図り、初年度2,000万円の販売を見込んでいます。

1.データベース管理システム「Caché」の概要

(1)データベース管理システム「データベース管理システム「データベース管理システム「データベース管理システム「CachéCachéCachéCaché」」」」は、多次元データモデルとそれを活かすオブジェクト・プログラム技術を採用しているため、従来の2次元データモデルのリレーショナル・データベースで生じる課題が解決できます。
①データベースの大型化(データの大量化、画像データなどのデータベース化)やネットワーク化に伴う端末からの照会応答スピードやデータ処理スピードの低下が無い。
②完全可変長データ、レコードのため、必要ディスク容量が少ない。
③インターネットWebアクセスの増加にも迅速な応答ができる。
④データ更新やバックアップ、項目追加などの際に、システムを停止させる必要が無いため、業務効率の向上やそのための管理者も不要となり、運用コスト低減などが実現。
⑤従来のデータベース管理システムのSQL※をサポートしているため、移行が容易であり、かつ、「Caché」から従来のデータベースの利用ができる。
⑥ネットワーク分散機能により、数万台のクライアントをサポートする。
⑦新規アプリケーション開発でも、データベースの正規化や調整が不要となるため、開発工数が少なく、開発コストの低減や開発期間が短縮される。

(2)インターシステムズ社(本社:米国ボストン)は、世界10大UNIX-PRDBMS(ポスト・リレーショナル・データベース・マネジメント・システム)ベンダーのひとつで、迅速なアプリケーション開発のサポートや高パフォーマンスのデータベース提供で定評があり、世界88カ国に出荷しています。
※SQL(Structured Query Language):リレーショナル・データベース・システムに照会をするための言語のひとつ。国際規格、JIS規格。

2.「新規事業公募制度」

新規事業公募制度は、当社の新たな事業の柱となる新規事業企画の社内公募及び新規事業に参画する起業家精神に富んだ人材を公募する制度で、平成12年10月にスタートしました。
この制度では、入社年に係わらず事業応募ができ、2年間で目途が付けば、単独事業部門として独立させます。これまで、「CRM販売の事業化」がスタートしています。
今後とも、社員の挑戦意欲高揚と社内活性化を図り、新規企画をスタートさせてまいります。

以上

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