ストアーマネージメントの ASP(アプリケーションサービスプロバイダー)サービスを開始 商品監視システムとストアートラフィック(来客数)の分析情報をインターネットで提供

高千穂交易株式会社(本社:東京都新宿区、社長:山村秀彦、資本金:7億9550万円)は、小売業店舗の来客数データ、商品監視システムのアラーム記録、顧客情報などといった、万引きによるロスプリベンション(損害予防活動)対策の向上とマーチャンダイジングに有効な分析情報をインターネット上で提供するASPサービス『トラフィックフローマネージメントシステム』と『EASアラームマネージメントシステム』を、3月1日から開始します。

『トラフィックフローマネージメントシステム』は、店舗の出入口に来客数をカウントするセンサー等を設置、カウントされた来客数データは高千穂交易が管理するサーバへネットワークで転送され、コントローラUltra-LINKPC(米国TycoFire&Security社製)で集計されます。来客数データは、地域・店舗・出入口・月・週・日・時間別に分析でき、顧客来店状況を把握できるため、広告宣伝の効果測定や、効果的な人員の配置、購買決定率による顧客満足度などを推定できます。カメラやレコーダーとの連動も可能で、店舗の映像も確認できます。また天気情報を表示に加えるとことにより、天気状況による来客動向や予測が可能となります。

『EASアラームマネージメントシステム』は、商品監視システム(EAS:ELECTRONICARTICLESURVEILLANCE)(米国TycoFire&Security社製)と接続して、アラームの発報記録をカウントします。また、発報してから対応までかかった時間や対応者が入力したアラーム要因や顧客情報などをサーバへ転送、Ultra-LINKPCでデータベース化されます。これにより、万引きの商品別・時間帯が把握でき、防犯対策が図れ、更にはロスプリベンションの向上が図れます。また、各店舗から集積されたアラーム時の対応例がデータベース化されるので、これをもとにお客様のへの接客向上も図れます。

『トラフィックフローマネージメントシステム』と『EASアラームマネージメントシステム』は、インターネットが使用できる環境であればどこからでもアクセスが可能で、SSL-VPN*暗号技術を使用し通信のセキュリティを確保します。また、レンタルサービスなので短期間の利用(24ヶ月基本)が可能で、機器の陳腐化対応や運用経費の軽減が図れます。これらのシステムは、当社で実績の高いリテールセキュリティシステムとネットワークシステムの事業シナジーを生かした新しい事業となります。
サービス料金は、システム構成・利用条件により算出、ハードウェアやアプリケーションで使用するソフトウェアと設置工事費・運用管理費など、1店舗あたり月額20,000円からです。(ネットワーク回線・機器費用は除く)

高千穂交易株式会社では、『トラフィックフローマネージメントシステム』と『EASアラームマネージメントシステム』を、チェーン展開する小売業(ミュージックショップ、ファッションショップ、ドラッグストア、ホームセンター、家電量販店、コンビニエンスストアなど)向けに、初年度20社500店舗を見込んでいます。

●サービス構成

●分析例

【サービスのメリット】

①リアルタイムな情報を取得できます
②短期レンタルとして利用できますので安価な費用で利用できます(基本24ヶ月)
③ハードウェア・ソフトウェア等全ての費用がサービス料金に含まれます(ネットワーク費用を除く)
④サーバー管理等の運用保守の負担が軽減できます
⑤分析レポートの閲覧は、Webが利用できればいつでもどこでも利用できます
⑥分析レポートの閲覧はSSL-VPN*暗号技術を使用しセキュリティを確保します

【用語説明】

ASP:アプリケーションサービスプロバイダーの略。ネットワークを通じて、アプリケーション・ソフトウェアおよびそれに付随するサービスを提供すること
SSL-VPN:SecureSocketsLayerの略。インターネット上で安全に盗聴されることなくデータを通信する暗号化の方式。専用ソフトを使用することなく、出張先や自宅からインターネット経由で内部ネットワークに接続し、社内のリソースに対するセキュアなアクセスを提供し安全な業務が行えます。

このニュースリリースに対するお問い合わせ

高千穂交易株式会社 広報IR担当
担当者:村木
TEL:03-3355-1201
E-mail:pr@takachiho-kk.co.jp

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