外径Φ18.5の細身形状。最大使用角度115°の揺動ダンパー

  • 一方向性
  • 固定式
  • RoHS2対応品
  • 2DCAD
  • 3DCAD

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特性の説明

  • 両方向性

    両方向にトルクが発生するロータリーダンパーを示します。

  • 単孔式オリフィス構造

    オリフィスが1個構造のダンパーを示します。

  • 一方向性

    一方向にトルクが発生するロータリーダンパーを示します。

  • 引き方向用

    引き方向で抗力が発生するダンパーを示します。

  • 固定式

    抗力やトルクが固定されているダンパーを示します。

  • RoHS2対応品

    RoHS2指令に対応したダンパーであることを示します。

  • 自己調整式

    抗力やトルクやストロークが物体の動きにより自己調整するダンパーを示します。

  • 2DCAD

    2次元CADデータがあることを示します。

  • Uパッキンシール方式

    Uパッキンによるシールを使用したダンパーを示します。

  • 3DCAD

    3次元CADデータがあることを示します。

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仕様・外形図

*最大使用角度 115°
*使用温度範囲 -5~50℃
*製品質量 10.5± 1g
*本体ケース、キャップ材質 ポリブチレンテレフタレート(PBT)
*回転軸材質 ポリブチレンテレフタレート(PBT)
*使用オイル シリコーンオイル
*回転軸カラー R: 黒 L: 白

使用方法

①FYN‐P1シリーズは図Aのように垂直位置から回転落下する蓋では、全閉になる直前でトルクが強く発生するように設計されています。
図Bのように水平位置から回転落下する蓋では、全閉になる直前にトルクが強くなるため、蓋を閉じることができない場合があります。
②図のような蓋でダンパーを使用したい場合、下記の選定計算でダンパートルクを決定します。
③回転軸と結合する部品はできるだけガタがないように接続してください。ガタがあると回転落下時に蓋の落下の制動ができません。回転軸、本体ケースの固定用の 相手寸法は図の通りです。
④ダンパー特性は使用環境温度により変化します。一般的に温度が上がるとダンパー特性は弱くなり、温度が下がるとダンパー特性は強くなります。
これはダンパー内部のオイルが温度の影響を受け粘性が変化するためで、温度が元に戻ればダンパー特性も元に戻ります。回転自由落下の動作時間は、図のようになりますので参考にしてください。

⑤ダンパーの動作角度は、下図のように115°になります。これ以上回転させるとダンパーの破損に繋がりますので必ず外部ストッパを設けてください。動作角度は本体後部のケース二面幅を基準にします。回転終了位置は、ケース二面幅を基準に90°の位置になります。(下図参照)

⑥ダンパーは回転軸を上から見て時計回り、反時計回りそれぞれにトルクが発生するタイプがあります。使用方法に応じて機種をお選びください。

ラインナップ

型式 最大使用トルク リバーストルク 回転方向 CADダウンロード
FYN‐P1‐R103 1 N・m
(10 kgf・cm)
0.3 N・m以下
(3 kgf・cm以下)
時計方向(CW) ダウンロード
FYN‐P1‐L103 反時計方向(CCW)
FYN‐P1‐R153 1.5 N・m
(15 kgf・cm)
0.5 N・m以下
(5 kgf・cm以下)
時計方向(CW)
FYN‐P1‐L153 反時計方向(CCW)
FYN‐P1‐R183 1.8 N・m
(18 kgf・cm)
0.8 N・m以下
(8 kgf・cm以下)
時計方向(CW)
FYN‐P1‐L183 反時計方向(CCW)
  • 測定温度は23℃±2℃

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