『万引き行動検知システム』veesion(ヴィージョン)

veesionとは

カメラの映像をAIで処理して、体の部位をパーツ別に自動で認識し、万引きに関連するジェスチャーを高度
かつリアルタイムに検出するインテリジェント監視ソフトウェアです。
万引きに特化した動きを高精度で認識・通知することで、店舗責任者や警備担当者の負担軽減を図ります。
2018年に設立され、2020年より本格展開をしてからわずか3年で世界25ヵ国3000店舗に採用されました。
万引きのその瞬間を捕らえる世界初の『万引き行動検知システム』です。

利用イメージ

既存の防犯カメラ映像を利用します。
新たにveesionサーバーを設置し、既存のカメラネットワークに繋げます。
veesionサーバーを店舗のルーターに接続しクラウドに繋げます。*外部(インターネット)への接続が必要です。
店舗に設置したveesionサーバーでカメラ映像の解析を行い万引き行動を検知すると、データがクラウド
サーバーに送られて登録したスマートフォンなどの端末にアラートが通知されます。

veesionシステムイメージ

  • 特長
  • 導入事例
  • FAQ
  • 関連コラム

①万引き行動のリアルタイム検知

防犯カメラのライブ映像をAIで処理して、体の部位をパーツ別に自動で認識し、万引きに関連する
ジェスチャーを高度かつリアルタイムに検出します。

②万引き常習犯の排除

保存された過去のアラート映像を元に、繰り返し
万引きを行う常習犯を特定することができます。

常習犯をスタッフ間で共有し、再来店時に声掛けするなどの対策を行うことで、常習犯の排除に繋げます。

③最新プログラムが自動アップデート

世界25ヵ国3000店舗の検知データはクラウド上で
管理され、ディープラーニングによってveesionの
検知精度は継続的に向上されます。
精度UPしたプログラムは四半期に1度全てのveesionサーバーにアップデートされます。これにより、
ユーザーは常に最新のバージョンでveesionを
利用できます。

Veesionは、ディープラーニングテクノロジーを駆使したシステムです。60万のデータサンプルを収集し、四半期ごとにアルゴリズムを更新し続けています。

④直感的に操作できるアプリ画面

veesionのアラートは、スマートフォンの専用アプリで確認できます。アプリ画面は、シンプルで分かり
易く簡単な操作で、アラート映像の確認が行えます。

海外の導入事例

①食品スーパー120店舗展開

EASアンテナ未設置・警備員不在のオーガニック・フードチェーンで、転売が容易な商品の万引きが相次いでいました。ロス率が3.5%だったこちらのチェーン店は、7店舗で1店舗あたり12台のカメラで90日間のveesionの効果検証が決定しました。スタッフには
アラート・タブレットを提供し、すべてのレジにポップアップ・
アラート・システムを設置、再犯者に対して訴訟手続きを行う目的から警察の協力体制も築きました。その結果、149件の万引きを検知、19人の容疑者を特定し、導入1カ月で10人を検挙しました。
1人
あたり被害額1万6千円から13万円ちかくがあり、これらをおさえることができた結果を受け、導入店舗の拡大が決定しました。

②免税店40か国/850店舗展開

同チェーンのセキュリティと顧客体験の観点から決められていた方針は、店舗を可能な限りオープンにすることです。これは、明確に定義された出入り口がないことを意味しており、同時に販売面積に対する従業員の割合が非常に低いことから、不正行為を助長する傾向が
ありました。そのような中で1店舗に4台の魚眼カメラを設置、veesionを導入されました。
導入1カ月後に11件の万引きを検知、2名の犯罪者集団のメンバーが特定されました。さらに連携する警察へveesionデータを提供した
結果、犯人の逮捕が実現、290万円相当の商品を回収することができました。その後、同チェーンでは6か国・40店舗までveesion導入が拡大されました。
 
・導入1カ月後に11件万引き検知 ・2名の犯罪ネットワークメンバー  を特定 ・Veesionデータを元に警察へ ・犯人逮捕、290万円相当の商品を回収。

③ドラッグストア

・ロス率50%削減 ・常習犯への抑止効果大 ・警備員の有効活用
ご存知ですか?
現在、ドラッグストアの盗難の50%は常連客によるものとされて
います。さらに、店舗で発見される盗難は5%以下であり、厳しい
経済状況の中、セキュリティ予算は減少する傾向にあります。
売上が急増し、警備員が常駐しているドラッグストアでさえも、
万引きなどによる被害が多発し、経営が成り立たなくなる苦境に
立たされています。ここで優先されるのは、被害を軽減し、
警備員の費用対効果を再評価することです。
警備員1名を午後のみ配置したこちらのドラッグストアでは、1店舗あたり10台のカメラを設置、アラート検知後に警備員が対応する形でのveesionの試験運用が開始されました。
その結果、万引きなどの被害が50%削減され、警備員の費用対効果が高まりました。
また、常習犯への抑止効果が高かったことから、他の被害の大きい高い店舗への導入拡大が決定しました。

④食品スーパー*380店舗展開

年間売上高約2,067億1,834万円超のこちらのチェーン店では、以前より特定の店舗で日常的に万引き、商品破損、敷地内での消費などが発生しており、年間の万引きによる損失額約41億3,436万円以上
にまで増加していました。そこで、4店舗へveesion導入され、1店舗あたり9台のカメラの設置、レジ画面にアラート表示連携が設定されました。その結果、万引き認知件数4倍にUP、7カ月間で回収した
金額は100万円、20人以上の被疑者を逮捕・警察との連携が強化
され、30店舗へ導入が拡大されました。
・万引き認知件数4倍にUP ・7カ月間で回収した金額100万円 ・20人以上の被疑者を逮捕 ・警察との連携強化

⑤量販店*12か国/2,000店舗展開

・導入3週間で2店舗合計50万円以上  の犯行が発見され回収された。 ・タブレット盗難が迅速に特定され、未然  に阻止。⇒正確性と即時性を評価
低価格と幅広い品揃えで有名なこちらの大手多国籍量販店グループは、ハイパーマーケット、スーパーマーケット、コンビニエンスストアを2,000ヵ所以上で展開しています。 多くのカメラが設置されていたものの、よりよい顧客体験のために重要な店舗のオープン・デザインは、来店者による不正行為を助長する傾向にありました。そこで、1店舗あたり23台のカメラが設置された大型店、10台のカメラが設置された中型店の2店舗へveesionが試験導入されることとなりました。導入3週間で2店舗合計50万円以上の犯行が発見され、万引きされた商品が回収されました。さらにタブレットの盗難が迅速に特定され、未然に阻止されました。これらの正確性と即時性が評価され、テスト店がさらに1店舗追加されたのち、店舗形態に合わせたプランを確立させて多店舗拡大が決定しました。
veesionを利用する際、外部ネットワークへの接続は必要ですか?
はい。外部ネットワークへの接続が必要となります。
アラートを確認する為のスマートフォンの台数に制限はありますか?
スマートフォンのアカウント数に制限はございません。
veesionの設置や設定作業はどのくらいの時間が掛かりますか?

30分~1時間程度です。
既存防犯カメラを利用できるので店内での工事は不要で、veesionサーバーを設置してカメラ毎の設定を入れるだけの作業に
なります。

費用について教えてください。

イニシャルコストとしては、1店舗あたり1台のveesionサーバーと作業費が必要になります。
またランニングコストとして、veesionライセンス費用が必要になります。ライセンス費用は、契約期間・カメラ台数によって
異なります。
詳しくは、営業担当へお問い合わせください。

veesionでは何台の防犯カメラを管理できますか?
veesionサーバーのスペックを上げることで、100台以上のカメラの管理も可能です。標準スペックのサーバーでは最大25台までのカメラを管理できます。
魚眼タイプの防犯カメラでも利用できますか?
はい、ご利用いただけます。ただし魚眼タイプのカメラの場合、1台あたり4台分のライセンスが必要になります。
アナログタイプ(AHDカメラ等)の防犯カメラでも利用できますか?
レコーダーが-RTSP出力に対応していれば、レコーダーから映像出力する事によりご利用いただけます。もしRTSP出力に対応していなければ、追加でアナログ・デジタルコンバーターを入れることでご利用いただけます。