薄型・金属製のディスクダンパー 外径φ63

  • 両方向性
  • 一方向性
  • 固定式
  • RoHS2対応品
  • 2DCAD
  • 3DCAD

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特性の説明

  • 両方向性

    両方向にトルクが発生するロータリーダンパーを示します。

  • 単孔式オリフィス構造

    オリフィスが1個構造のダンパーを示します。

  • 一方向性

    一方向にトルクが発生するロータリーダンパーを示します。

  • 引き方向用

    引き方向で抗力が発生するダンパーを示します。

  • 固定式

    抗力やトルクが固定されているダンパーを示します。

  • RoHS2対応品

    RoHS2指令に対応したダンパーであることを示します。

  • 自己調整式

    抗力やトルクやストロークが物体の動きにより自己調整するダンパーを示します。

  • 2DCAD

    2次元CADデータがあることを示します。

  • Uパッキンシール方式

    Uパッキンによるシールを使用したダンパーを示します。

  • 3DCAD

    3次元CADデータがあることを示します。

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仕様・外形図

*最大使用 回転速度 50rpm
*最大使用サイクル 12cycle/min
*使用温度範囲 -10~50℃
*製品質量 FDT-63A:92g、FDN-63A:115g
*本体ケース材質 鉄系(SPFC)
*ローター(軸穴部)材質 ナイロン
*使用オイル シリコーンオイル

使用方法


表面硬度:HRC55以上、焼き入れ深さ:0.5mm以上
  1. ダンパー回転方向は、両方向にトルク発生するタイプと、上記画像を上から見て時計回り(R)、反時計回り(L)にそれぞれトルクが発生するタイプがあります。
  2. ダンパーは構造上軸受けを持たないのでダンパーに装着するシャフトには必ず回転軸受けを設けてください。
  3. FDN-63Aに使用するシャフトは、推奨寸法を参考にして製作してください。推奨寸法以外のシャフトを使用すると軸のすべりが発生する恐れがあります。
  4. FDN-63Aにシャフトを挿入する際は、ワンウェイクラッチの空転方向にシャフトを回転させながら挿入してください。(正転方向から無理にシャフトを挿入するとワンウェイクラッチが破損する可能性がありますのでご注意ください。)
  5. FDT-63A使用時には、指定された角寸法の軸をダンパー軸穴部に差し込んでご使用ください。また軸とダンパー軸穴部にガタがあると動作初期にダンパー効果が発揮できない場合があります。
  6. ダンパー回転軸接合部はすり割り溝タイプもあります(右図参照)。すり割り溝タイプは渦巻きばねとの併用に最適です。
  7. 連続回転による使用の際は、ご相談ください。

ラインナップ

型式 定格トルク 回転方向 CADダウンロード
FDT-63A-403 4±0.5 N・m
(40±5 kgf・cm)
両方向 ダウンロード
FDT-63A-533 5.3±0.6 N・m
(53±6 kgf・cm)
FDT-63A-703 6.7±0.7 N・m
(67±7 kgf・cm)
FDT-63B-703
FDN‐63A‐R453 4.5±0.5 N・m
(45±5 kgf・cm)
時計方向
(CW)
FDN‐63A‐L453 反時計方向
(CCW)
FDN‐63A‐R603 6±0.6 N・m
(60±6 kgf・cm)
時計方向
(CW)
FDN‐63A‐L603 反時計方向
(CCW)
FDN‐63A‐R903 8.5±0.8 N・m
(85±8 kgf・cm)
時計方向
(CW)
FDN‐63A‐L903 反時計方向
(CCW)
  • 定格トルクは回転速度20rpm、23℃±3℃時測定
  • FDT-63B-903は回転軸穴形状がすり割りタイプ

特性

①速度特性

回転速度が早くなると、トルクは上昇します。蓋の回転落下で使用する場合は、落下初期は回転速度が遅いので定格トルク値より低いトルクしか発生しません。

②温度特性

定格トルク値は、周囲温度に応じて変化します。周囲温度が上がるとトルクは下がります。これはダンパー内部のシリコーンオイル粘度が、温度の影響を受け変化するためで、温度が戻るとトルクも元に戻ります。

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