オフィスのフロア、会議スペース、デスクの利用状況を測定・可視化し、利用の分析や改善策の検討を支援します。
ABW(Activity Based Working)型オフィスの導入が増加している昨今、オフィス利用データは、現時点の効率的な運営のためだけではなく、オフィス移転やレイアウト変更といった将来的な展望を広げる際に、その施策の妥当性を裏付ける重要なエビデンスとなります。
これまでの感覚的なものからデータドリブンにすることで、客観的に利用状況を把握でき、かつプライバシーに配慮したデータ取得ができるツールです。
センサーは熱検知に特化しており処理するデータ量が少ないために省電力で運用できます。そのため、電池稼働で配線不要、設置はマグネット式で簡単に取り付けできます。既存オフィスへの後付けや段階的な設置にも対応でき、導入コストやランニングコストを抑えることができます。(構成:センサー、HIVE(センサー終端装置)、クラウドサービス)
熱で人の動きを検知するため、画像検知が難しい環境下でもプライバシーを保護したデータ取得が可能です。また、個人を特定できる情報を取得しないため、万が一の情報流出などへのリスクも低減します。プライバシーを最優先に考え、完全な匿名性が確保されます。
また、個人を特定できる情報を収集しないことで、SOC 2 タイプ 2 認証に裏打ちされた安全でプライベートなソリューションを提供します。
Butlrのプラットフォームは API ファーストであり、オープンで安全、かつ構造化されたインターフェースを提供します。これにより、エンジニアは既存のワークフローとソフトウェアを維持しながら、当社のデータをシームレスにシステムに統合が可能です。
活用例としては、人数・空間利用率・位置のデータを、席管理システムや空調管理システムなどの外部システムへの簡単な接続が可能となります。
正確なセンサーデータだけでなく、AI を活用して洞察力と予測分析を強化します。キャプチャされたデータを分析して、貴重な予測、傾向、空間レイアウトを提供します。
高度なセンサー技術で環境への影響を減らしながら、快適さと安全性を促進する空間を作り出している点が評価され受賞。革新的なテクノロジーと優れたデザインはユーザーエクスペリエンスを向上します。
熱源検知 Butlrのセンサーは人の熱源を検知してモニタリングします。 映像分析系のセンサーと異なり、データ量が軽く、またプライバシーの観点で設置が難しい箇所のモニタリングも可能。
クラウド管理・Webブラウザー データはクラウド上で管理され、Webブラウザーでダッシュボード いつでもどこからでも閲覧可能です。
設立:2019年
本社:米国デラウェア州
2019年にMIT Media Labからスピンアウト。Forbes 30 Under 30の起業家であるHonghao Deng氏とJiani Zeng氏によってシリコンバレーとボストンにオフィス設立。
”最も革新的な企業”として米ビジネス誌『FastCompany』に「2024年 世界で最も革新的な企業(Fast Company’s 2024 list of the World’s Most Innovative Companies)」に選ばれました。
柔軟な取り付けオプションとワイヤレスのバッテリー駆動構成を標準装備したHeaticは、背面がマグネットになっており、簡単に設置できます。
Heaticよりさらにパワフルに、長寿命な設計。(来年初頭日本発売予定)
Butlr Hive は、Heatic センサーからのデータをクラウド上に送信するゲートウェイです。
シームレスに接続するための安全なワイヤレス メッシュ ネットワークを実現します。
ACアダプターまたはPoEで接続可能。
簡単な設置をさらにサポートできる取り付け器具です。長さ調整が可能で誰でも取り扱いができます。
①オフィス、シェアオフィス、建設・不動産会社
利用可能なワークスペースを直感的にに把握できることで、従業員のパフォーマンスを向上できる環境づくりに
貢献します。
②医療、介護、福祉
プライバシーに配慮した形で、AIによる人の移動や転倒など (現在:開発中)の動きをモニターでき、居住者の健康状態確認に活用できます。
独居スタイルや要支援者が増加するなか、福祉や医療事業者様にとっては、介護人員不足の課題解決やサービスの向上、高齢者様やご家族にとっては安全な生活空間の提供が図れ、未来のケアプラン創出に寄り添います。
③小売業
計測した混雑度や入館人数をPOS情報に照らし合わせて、売上分析やマーケティング戦略に活用ができます。
主要導線を把握することによりレイアウトの最適化に役立ちます。
また、プライバシーに配慮した特長からトイレの防犯も可能にし店舗の安心を守ります。