下図 1、3 のように、ブラケット側を固定(FIX)するのではなく、下図 2、4 のように、副板・ワイヤの先端側を固定し、本体がW と共に移動するように取り付ける場合は、図示W の重量に本体の重量を加算して、ばねの必要出力とします。
本体の重量については、弊社営業にお問い合わせください。
コンストンは、ドラムからわずか引き出した時点から出力を発生します。
従って、取り付けに当たっては、コンストンをわずか引き出した状態からスタートできるように、セット長さをストロークとは別に考慮する必要があります。このセット長さは、ドラムから1/2 巻引き出した長さ分とお考えください。即ち、取り付けスペースは「セット長さ」+「ストローク」となります。規格品のCS 型に関しては、「Set + Stroke Max (mm)」とは、副板の先端取付穴からドラム中心までの直線距離のことです。
セッチング(ならし作動)をしてから、お使いください。コンストンは全ストロークを5 〜10回往復させる“セッチング(ならし作動)を行った後に安定した出力になります。
コンストンは、予め設定された寿命に達するまで、出力の低下はありません。設定寿命を超えると材料に微細なクラックが発生し、そのまま使用を続けるとクラックが次第に成長し、遂に破断します。使用中に出力が低下した時は、寿命を迎えたことになります。
( 各規格品の寿命については参考値です。)
※ コンストンは静荷重での使用を前提としておりますので、衝撃的な荷重などが加わらないようにしてください。