取り扱い上の注意

液晶モニタ用アームを設置またはお取り扱いの際には、下記の注意事項を十分にご確認の上、正しくお使いください。

  • 仕様にて規定されている耐荷重を超えるモニタは取り付けないでください。
  • 液晶モニタを組み付けたアームとの総重量は、10㎏を超える場合があります。液晶モニタとアームとの組み立てやその設置作業を行う際は、必ず2人以上で行うようにしてください。
  • アーム各関節の工場出荷時の保持力は、商品によって異なります。アームを設置後、必ず最適な保持力になるように調整してください。(図A参照)。
  • 保持力の調整は、関節に内蔵されたナットを回して行ってください(ボルトヘッド側を回さず、必ずナット側を回してください:図A参照)。
  • 壁面取り付けに際しては、必ず硬い壁面取り付けるようにしてください。中空の壁など構造上脆弱な壁面に取り付けると、経時変化などにアームが脱落することがあります。
  • アームの操作(角度調整など)は、静かに行ってください。また必ず両手で操作してください。乱暴な操作や連続した繰り返し操作は、液晶モニタとアームとの結合部やアームの付け根取付部を破損することがあります(図B参照)。
  • クランプ取付タイプの設置では、テーブル端面から液晶モニタをはみ出して設置したり、テーブル端面からはみ出す方向へ操作することはお止めください。オーバーハングの状態で液晶モニタに下方向の力を加えると、テーブルから脱落することがあります(図C参照)。
  • 振動の激しい場所や連続した長時間振動する場所へは設置しないでください。
  • 関節部に直接触れながらの操作や、関節部の保護キャップをはずしたままでの操作は、指を挟むなどの事故の原因となりますので、お止めください(図D参照)。
  • 設計上の想定設置環境温度は、0~40度です。その範囲を超える環境での使用はお止めください。
  • ガス式スプリング機構を内蔵した垂直多関節アームでは、ガスシリンダーの回復力の低減を避けるため、液晶モニタを使用していない間は、アームを垂直に立てておくように心掛けてください(図E参照)。
  • 大型モニタ取付の際は専門技術を要する工事店様が必ず行ってください。
  • 大型モニタ取付は必ず2人で行ってください。