高千穂交易、大手セキュリティプロバイダSuprema社の入退室管理用顔認証端末Face Station2向けオプションのサーマルカメラの販売開始

高千穂交易株式会社(本社東京都新宿区、代表取締役社長井出尊信、証券コード2676)は、従来から販売しているSuprema社の顔認証端末FaceStation2のオプションとして、体表面温度測定機能を追加する高度なサーモグラフィーテクノロジーを使用したサーマルカメラ（TCM10FS2の販売を開始いたしました。

新型コロナウイルス感染症の広がりにより、Withコロナとしての生活や事業活動が求められています。感染拡大防止には個人の健康状態を確認し、それを管理することが重要とされ、オフィス等の入室前の検温にて従業員の健康状態を確認することで安心安全なオフィス環境が確保できる仕組みを多くの企業やビルが取り入れるようになりました。
しかしながら、入室前の検温には測定器にもよりますが、専任の人員配置や設置スペースが必要となり、同時に、セキュリティの維持・強化も行わなければならないことが大きな課題となっています。

Withコロナ時代の入退室管理システムはセキュリティ性を高めるという視点に加え、その日・その時の入室者の体調も含め認証管理するという新しい発想が必要となっています。その実現のため、よりスマートで高性能なシステムが求められます。

今回販売を開始するTCM10FS2はセキュリティ性の高い顔認証端末FaceStation2と共に使用することで、高度なサーモグラフィーテクノロジーにて顔の皮膚温度（体表面温度）を測定、発熱の疑いがある人を自動検知し、顔認証結果と併せて入室判定を行うことが可能となりました。
すでにFaceStation2を導入済みの場合はサーマルカメラのみ、まだ導入されていない場合にはセットで提供しています。
また、当社の取扱製品である入退室管理システム「C・CURE」や「Honeywell」、「AMAG」との連携が可能で、既存ユーザー様にも更なるセキュリティ強化およびWithコロナ対応ツールとしてご利用いただけます。

【製品特長】

●セキュリティと安全性の強化
・顔認証と体表面温度測定の組み合わせ
・オーディオおよびビジュアルアラート
・皮膚温度体表面温度測定のみでの使用可能
・オプションで温度データをイベントログとして保存可能
●正確な温度設定
・サーモグラフィーを使用した高速で正確な測定
・フレームあたり19,200ピクセルの高精細カメラ
●簡単な導入
・USBを介したFaceStation2との簡単な接続
・専用ブラケットを通じて新規および既存現場でも簡単設置
●便利な人間工学に基づいたデザイン
・顔認識のために145cm210cmの高さ範囲をサポート温度測定の場合、40cm80cmの距離
・通知用の直感的なGUI
・温度は摂氏と華氏の両方で表示可能

免責事項：
Suprema製品はいかなる病状の診断にも使用できません。Supremaサーマルカメラは閾値を超えた皮膚温度のある人を識別できますが、事前に設定された数値より高いことが、COVID19またはその他の疾患の診断を判断できるものではありません。
皮膚の温度が上昇している人が特定の疾患を示しているかどうかを判断できるのは、資格を持つ医療専門家だけです。

*GUI：グラフィカルユーザインターフェース(Graphical User Interface)
アイコンやボタンなどを用いて、ユーザーが画面上で視覚的に操作ができるインターフェース

【システム構成】

【動作例】

当社はこのサーマルカメラを、すでに入退室管理システムをご利用のお客様はもちろん、新規のお客
様にもご案内し、2020年度Face Station2とサーマルカメラ100セットの導入を目指します。

【仕様】

当社製品ホームページ https://www.takachiho kk.co.jp/prod/enterleave/suprema_thermalcamera/

【Suprema 社について】

●セキュリティおよびバイオメトリクスの大手プロバイダ
●過去数十年の間、世界的に知られるバイオメトリクスアルゴリズムと優れた技術を組み合わせることでセキュリティ業界に多くの技術を先導し、革新的な技術を導入
●幅広い製品ラインナップバイオメトリクス入退管理システム、勤怠管理ソリューション、指紋ライブスキャナ、モバイル認証ソリューション、埋め込み指紋モジュールなど
●物理的セキュリティ業界で高品質な世界的ブランドとしての地位を確立し、133か国に1000社以上で世界規模の販売ネットワークを展開
●ヨーロッパ、中東、アフリカ（EMEA）地域のバイオメトリクス入退管理分野でNo.1の市場シェアを持ち、世界トップ50セキュリティ企業の1つに選出