N型コンストンの使用例

モータの代わりの動力として

トルクが一定のためモータのような動きが得られます。

ボックスに収納されたユニットを上昇できます。
ワイヤタイプのN型コンストンであればプーリなどを介すことで、自由にレイアウト可能です。
シンプルな構成でモータのような動きが得られます。

ガソリンスタンド・石油タンカーなどのフロート式液面計
液面の高さに応じてフロートが上下するので、そのフロートを吊るテープ・ワイヤなどを一定トルクのN型コンストンで巻き取ることによって、テープ・ワイヤなどはたるむことがなく、正確な液面を示します。

石油タンカーでは、コンストンばねの長さ35メートル（測長40メートル）にも及ぶものがあります。

重い物のバランスはC型コンストンでも可能ですが、構造上ガイドレールが設置できない場合や、ストロークが長い場合、直接コンストンばねを引き出したくない場合などには、N型コンストンを使用し、ワイヤやテープなどで吊り上げてバランスします。

エアコン吹き出し口の昇降
天井埋込型エアコンの吹き出し口をN型コンストンで吊り上げておけば、清掃時にフィルター部を簡単に昇降することができます。

スクリーンの重さとN型コンストンの張力を合わせておけば、ストッパー無しでバランスします。操作感が一定のため、ストレスなく操作可能です。