高千穂交易のグループ子会社 株式会社S-Cube小売店の販売促進・防犯を目的としたストアソリューション新製品三点の販売開始

第一弾 店舗設備運用支援ソフトウェアパッケージ 『Store Cube』
~各セキュリティセンサーの情報を一元管理するデバイスマネジメントを実現~

高千穂交易株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:戸田秀雄、証券コード2676)のグループ子会社である、株式会社S-Cube(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:辰己一道)は、「接客(おもてなし)を支えるストアセキュリティ」というコンセプトのもと、新たに小売業店舗設備における運用支援ソフト『Store Cube』を開発し、4月1日より販売を開始いたします。

これまでS-Cubeでは、自鳴方式EAS*1(商品監視システム)やDMP*2(展示品盗難防止システムなどハイクオリティなセキュリティシステムを独自開発し、ハードウェアを中心に新商品をリリースしてまいりましたが、このほど初めてアプリケーションソフト『Store Cube』を自社開発いたしました。これは、セキュリティ機器を利用されるお客様の運用負担を軽減し、導入設備の投資効果を最大限引き出すためのアプリケーションソフトです。

『Store Cube』は、Store Cubeソフトウェア、Store Cubeサーバー、I/O接点LANコンバーターの3点で構成されたパッケージになります。『Store Cube』と店舗内に導入されている各種センサー端末(EAS、DMP、カメラ、呼び出しボタン、他センサー)を連携させ、各端末が動作した際のセンサー信号を一箇所に集約して一元管理することにより、店舗運営の情報として活用化を図る“デバイスマネジメント”を実現します。各種センサー端末の中で代表的なEASについては、S-Cubeの製品に限らず他社製機器全般への対応も可能です。店舗内で各種センサー端末からアラームが発報するとStore Cubeサーバーに集積され、同時にそのアラーム情報をWeb上で予め登録しておいた店内のフロアマップに表示させることができます。また、集積された情報はWeb上から簡単にダウンロードでき、CSVファイルとしてデータ保存することも可能です。
これらの機能により、店舗内に導入したセキュリティ機器の動作状況をいち早く察知し、初動の迅速化が図れることに加え、集積したデータから機器の運用実態を分析することで、防犯体制の評価、見直しにも役立てることができます。また、呼び出しボタン等との連携から、従業員のシフトを改善し顧客サービスの向上を目指すなど、セキュリティ以外の用途でも効果的な活用が期待できます。

株式会社S-Cubeでは、セキュリティ性はもちろん、業務効率等の向上も見込めるシステムとして『Store Cube』の販売を促進し、初年度50セットの売上を見込んでおります。

*1
自鳴方EAS:EASは ectronic Article Surveillance の略称。株式会社S-Cube が国内で初めて開発したシステムで、商品に取り付けたタグ本体がアラーム発信機能を持つことにより、会計を済ませずに商品を持ち出すと、店舗の出入口に設置したゲートのみならず、タグ自身がアラームを発報する。また店内でタグが不正に外された場合にも、その場でアラームが発報する。
*2
DMP Displayed Merchandise Protection の略称。販売促進のため店舗売場で現物陳列されている展示品の盗難を防止するセンサー機能を備えたシステム。

◆「システム構成事例」と「 Web 画面のイメージ」

◆Store Cube サーバーと I/O 接点 LAN コンバーター の仕様

品名 Store Cubeサーバー
型番 SC-NUC
外形寸法 W116.6xH34.5xD112.0(mm)
重量 約1Kg
電源 専用ACアダプター(入力:AC100240V出力:DC19V3.2A)
消費電力 約65W
品名 I/O接点 LAN コンバーター (日本制禦機器㈱製
型番 SC-DIO
外形寸法 W1 85 x H 42 x D 11 6 (mm)(mm)
重量 約1Kg
電源 専用ACアダプター(入力:AC100V 出力: DC5V2.2A)
消費電力 15W以下

*仕様は、予告なく変更されることがあります。

■株式会社S-Cube
管理部 部長 今井
TEL:03-5820-3151
Email:himai@s-cubekk.co.jp


このニュースリリースに対するお問い合わせ

高千穂交易株式会社 経営シス テム本部 総務チーム
担当者:矢田ヶ谷/田中まで
TEL:03-3355-1201
E-mail:pr@takachiho-kk.co.jp

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