高千穂交易のグループ子会社 株式会社S-Cube 小売店の販売促進・防犯を目的としたストアソリューション新製品三点の販売開始 第二弾 セキュリティ性を強化した商品監視システム解除機 『アンチボルLTソリューション』

~時限管理型のソリューションが、解除機の盗難による不正使用を未然に防止~

高千穂交易株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:戸田秀雄、証券コード2676)のグループ子会社である、株式会社S-Cube(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:辰己一道)は、自鳴方式EAS*1(商品監視システム)のセキュリティ性をさらに高めるため、解除機の不正使用や不正流出に対応した新製品『アンチボルLTソリューション』を開発、4月1日より販売を開始いたします。

近年、万引きや盗難の手口は悪質・巧妙化の一途をたどり、プロ集団による窃盗が年々増加傾向にあるほか、内部関係者による不正等も問題視されています。とりわけ商品監視システムの解除機(商品に取り付ける防犯タグの機能を消去する機器)そのものの盗難や、内部関係者による不正使用・転売等の不正流出は大変深刻で、そうした解除機を利用して大量窃盗や内引きなどが行われるケースが後を絶たず、業界ではその対策が急がれていました。解除機の不正使用は、商品の損失のみならず、商品監視システムのセキュリティ性を著しく低下させることにも繋がり、防犯設備の投資を無駄にし兼ねない許し難い行為と言えます。

『アンチボルLTソリューション』は、時限式の管理機能を有する解除機ソリューションで、前述のような不正使用を防止します。時限型の管理機能とは、予め設定した時間内しか使用できないように制限を持たせるというものです。解除機をリブーター*2にかざすことで有効化させ、予め設定した時間(店舗の営業時間等に合わせて設定することが可能)が経過すると、解除機が無効化され使用出来なくなります。これにより、解除機が盗難にあった場合や、内部関係者による閉店後の不正等を未然に防ぐことが出来ます。
また、『アンチボルLTソリューション』は、解除機・リブーター・自鳴タグの3点によって構成され、これら3点を完全ID化し、それぞれ同じID間でなければ使用が出来ないため、万が一有効時間内に解除機が盗難された場合でも、その解除機は他店舗等で不正使用することは出来ない仕組みとなっています。

株式会社S-Cubeは、この『アンチボルLTソリューション』を、商品監視システム導入店に対する防犯強化策の一つとして積極的に提案を図る方針で、初年度12,000万円の売上を目指します。

*1
自鳴方式EASEASはElectronicArticleSurveillanceの略称。株式会社SCubeが国内で初めて開発したシステムで、商品に取り付けたタグ本体がアラーム発信機能を持つことにより、会計を済ませずに商品を持ち出すと、店舗の出入口に設置したゲートのみならず、タグ自身がアラームを発報する。また店内でタグが不正に外された場合にも、その場でアラームが発報する。

*2
リブーター解除機の電源を起動させ、起動時間の設定をするユニット。

◆製品仕様

品名 リブーター
型番 SRB-TA
外形寸法 W113.8×H108.2×D49.0(mm)
重量 約150g
電源 専用ACアダプターLTE12ES23(入力:AC100240V 出力:DC12V1A)
消費電力 12W(最大)

 

品名 ハンディリモコンⅡ
型番 SHR-T2/A2
外形寸法 W118.0×H13.0×D40.7(mm、カバー含まず)
重量 約30g(カバー含まず)
電源 アルカリ単四乾電池×2本

■株式会社S-Cube
管理部 部長 今井
TEL:03-5820-3151
Email:himai@s-cubekk.co.jp


このニュースリリースに対するお問い合わせ

高千穂交易株式会社 経営シス テム本部 総務チーム
担当者:矢田ヶ谷/田中
TEL:03-3355-1201
E-mail:pr@takachiho-kk.co.jp

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