高千穂交易のグループ子会社　株式会社エスキューブ 幅広い商品に対応する「ピン式自鳴タグ」の販売を開始

高千穂交易株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：戸田秀雄、証券コード2676）のグループ子会社である、株式会社エスキューブ（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：辰己一道）は、万引き防止に用いる自鳴式防犯タグの取付け可能な商品アイテムを増やすため、従来の製品ラインアップ（貼付式、ワイヤー式）に加え、新たにピン式の自鳴タグを開発し、3月1日より販売を開始いたします。株式
会社エスキューブの自鳴式万引き防止（商品監視）システムは、商品に取付けた自鳴式防犯タグと店舗の出入口に設置した防犯ゲートシステムの双方がアラームを発報するダブルセキュリティ方式で、ゲートのみが発報するシステムに比べ、より高いセキュリティ効果を発揮するシステムです。

今回、同社が販売開始する「ピン式自鳴タグ」は、従来の貼付式やワイヤー式の自鳴タグでは取付けが困難であった衣料品や雑貨など、幅広い商品に対応できる点が特長で、近年ますます悪質化する万引き犯の手口に対応するために開発された製品です。この「ピン式自鳴タグ」が従来の製品ラインアップに加わることにより、小売店では万引き被害からガードできる商品アイテムが増加し、防犯効果が一段と高まるほか、お客様や従業員様の「安全・安心」にも貢献することとなります。

万引き防止システムは、システムで使用する周波数などによって動作方式が異なります（自鳴式、音響磁気方式、電波式など）。今回発売の「ピン式自鳴タグ」はエスキューブ独自方式に対応する製品ですが、今後同社では、万引き防止システムとして市場シェアの高い他の周波数帯（音響磁気方式、電波式）にも対応できる製品を開発し、順次市場に投入していく予定です。

【ピン式自鳴タグの主な特長】

・従来の貼付式タグやワイヤー式タグでは取付けが困難であった衣料品や雑貨など、幅広い商品に対応できます。
・ゲートと同時にタグが発報・発光（LED内蔵）するため、ゲートのみが発報するシステムに比べて高いセキュリティ効果を発揮します。
・ピン式タグの取外しには専用のリムーバーを使用することで安全性を高めました。
・レジでのタグの取忘れを音で知らせる「取り忘れ防止」機能が加わりました。
・株式会社エスキューブのアンチボルシリーズのゲートを使用している店舗では、そのままピン式自鳴タグを導入でき、従来品との併用でより高いセキュリティ効果を発揮します。また、警報音のON・OFFに用いる従来のリモコンはそのまま利用できます。
・リモコン操作に対するタグＩＤは255通りあり、店外から持ち込まれたリモコンによる不正が防止できます。
・針長15mmのピンは、取付け商品の厚さに応じて3段階に調整することが可能です。
・電池の消耗を抑制する機能を加え、タグの寿命を大幅に改善しました。

【価格】

オープン価格

【形状】

長さ62㎜×幅23.2㎜（両サイドの突起部を含めると26.2㎜）×厚さ10.5㎜

【重量】

約13.5g

「自鳴式万引き防止システム」

商品に取り付けたタグ本体がアラーム発信機能をもち、お店の出入口に設置されたゲート・アンテナに反応してタグもゲートもアラームを発する、それが株式会社エスキューブが国内で初めて開発した自鳴式万引き防止システムです。商品に取り付けられた自鳴タグが鳴ることで万引き犯を特定でき、他のお客様に迷惑、不快感を与えることもありませんし、店内でタグをはずした場合にもその場でアラームを発します。そのため、アラームが確認された場合には、「精算はお済ですか？」と声をかけることができます。
この自鳴式万引き防止システムは、家電量販店・ホームセンター・高級ブランド店・百貨店・GMS（総合スーパーセンター）等に多く採用されており、近年は海外へも輸出され店舗の「安全・安心」に寄与しております。