高千穂交易、Cisco Merakiの認証機能を拡張するソリューションを販売開始 総務省「観光・防災Wi-Fiステーション整備事業」に準拠した 自治体専用Wi-Fi認証ソリューション『LG-POPCHAT』の国内販売総代理店契約締結

高千穂交易株式会社(本社東京都新宿区、代表取締役社長戸田秀雄、証券コード2676)は、情報セキュリティ・マネジメント株式会社と、自治体専用WiFi認証ソリューション『LGPOPCHAT』の国内販売総代理店契約を締結し、その販売を6月1日より開始いたしました。

政府は「明日の日本を支える観光ビジョン」を策定し、訪日外国人数を「2020年に4000万人、2030年に6000万人」に増やす目標を掲げています。そのために、日本を訪れた外国人がストレスを感じている無料公衆無線LAN環境を整備し、快適に観光を満喫できるようにすることが施策の一つとなっています。
このビジョンを受けて、総務省では「観光・防災WiFiステーション整備事業」を実施しています。これは、訪日外国人の利便性向上に加え、災害時に耐災害性の高いWiFiを利用して情報収集や住民向けの被災状況発信等を行う目的も併せ持っており、このような拠点を設置することが各自治体に求められています。
しかしながら、総務省の求める要件を従来の無線LANシステム単独で実現することはできず、無線LANシステムを補完する別の認証システムとのコンビネーションが必要となっていました。

今回、当社が販売を開始した『LGPOPCHAT』は、まさにその「観光・防災WiFiステーション整備事業」に準拠した自治体専用のWiFi認証ソリューションで、これまでにホテル、旅館、自治体、大規模商業施設、商店街、空港、駅、大学病院などの様々なパブリックネットワークで累計1,800台の導入実績を持ち、国内シェア65%超のトップシェアを誇る同社のPOPCHATシリーズ(メーカー調べ)がベースとなっています。当社が販売数を伸ばしているクラウド型無線LANシステム「CiscoMeraki」と組み合わせることにより、求められる5つの機能(SNS認証を含むマルチ認証方式、マルチ認証ローミング、多言語自動識別、情報配信インフラ、シスログ保管)を提供します。これらの機能によって、観光の利便性向上や災害時の緊急対応が利用可能となる環境を簡単に実現できます。

当社は、この『LGPOPCHAT』の国内総代理店として、クラウド型無線LANシステム「CiscoMeraki」と組み合わせ、WiFi環境の構築を必要とする自治体向けに販売を強化する方針で、2016年度には50システムの売上を目指してまいります。

『LG-POPCHAT』の特徴

・拠点に配置したハードウエア(LG-POPCHAT)とクラウドの組み合わせにより多拠点対応のクラウド型WiFiステーションを構築
・平時には観光・地域情報の配信、災害時にはクラウドから全機器または指定地域ごとに災害時設定に切り替える(手動)ことにより完全なフリーWiFiとしてのサービス提供、災害チャンネルによる災害情報配信(RSS、メルマガ、Twitterとの連動)が可能
・マルチ認証;OPENID(SNS)認証、メールアドレス認証、コールバック認証SMS連携、アクセスID認証、アンケート認証が可能
・サポートするSNS認証;Facebook、Yahoo!Japan、Twitter、Google+、微博(Weibo)
・多言語対応;日本語、英語、韓国語、中国語(繁体字、簡体字)、タイ語、ロシア語、フランス語、スペイン語、マレーシア語
・マルチ認証ローミング機能により、WiFi利用時の認証情報をクラウドで管理する全てのPOPCHAT間で引継ぎ(ローミング)が可能であり、指定した期間は再認証が不要
・シスログ保管機能により、クラウド上に利用者が接続した場所、開始終了時間、属性(性別/年代/国籍)、アンケートの回答結果が保存可能

【情報セキュリティ・マネジメント株式会社について】
住所:東京都豊島区上池袋1-25-2
設立:2004年12月1日
資本金:3,060万円
代表者:代表取締役 佐々木賢司氏
URL:http://www.security24.jp/


このニュースリリースに対するお問い合わせ

高千穂交易株式会社 管理本部 総務チーム
担当者:矢田ヶ谷
TEL:03-3355-1201
E-mail:pr@takachiho-kk.co.jp

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