高千穂交易、米国VideoIQ社と日本国内における総代理店契約を締結 業界初、「録画解析機能」を内蔵したHDD付オールインワンIPカメラ 『iCVR TM』の販売を開始

~ワイヤレスネットワーク環境でも、途切れの無い録画品質を提供~

高千穂交易株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:戸田秀雄、証券コード 2676)は、米国VideoIQ社と代理店契約を締結し、日本国内における同社IPカメラ製品の独占販売権を取得、今般、録画装置と録画解析機能を併せ持つ、オールインワンタイプの次世代IPカメラ『iCVR TM』製品の販売を開始いたしました。

昨今、監視カメラシステムの市場では‘アナログ’から‘IP’への移行が進み、高解像度化や画像解析機能の付加など、IPカメラシステムの長所を活かした商品の普及が加速しています。しかしながら一般にIPカメラの利用には録画用のサーバー(録画装置)や、高解像度の映像を伝送するための広帯域なネットワーク設備を設計・構築する必要があり、それらのコストやメンテナンス負担はユーザーの大きな課題となっています。加えて無線等のネットワーク環境によっては、映像のコマ落ちが発生するなど、監視カメラとしての役割が不十分となるケースも多々見受けられます。

そうした中、今般当社が販売を開始したVideoIQ社製のIPカメラ『iCVR TM』製品は、カメラ本体に録画機能が内蔵されているため、高額とされる録画装置が不要となるほか、IPカメラ導入時におけるネットワーク帯域の設計・構築が容易となり、さらにはメンテナンス等の負担軽減に貢献いたします。また、カメラの追加に伴うカメラライセンスや録画装置増強の必要がないため、ユーザーは必要に応じて自由にカメラやエリアの拡張を実施することができ、ネットワーク環境に左右されない録画環境を低コストで実現することができます。

さらに『iCVR TM』製品は、カメラ本体に録画解析機能を持ち、予め設定した対象物(人物や車両、その他疑わしいオブジェクト等)の‘動き’を、高い識別技術を駆使することによって画像データ内から自動的に認識し、管理PCにリアルタイムにお知らせをすることができます。一方、動物や木々の揺れ、また雨や雪などの‘動き’については検知対象外とし、自然環境による影響(誤報)を受け難いといった特長も有しています。また同製品には、予め管理ソフトが同梱されているため、ユーザーは改めてソフトの選定・購入を行う必要がなく、より容易に製品を導入いただくことが出来ます。

高千穂交易は、この『iCVR TM』製品を、録画装置の設置が困難な屋外環境や、帯域が不安定なワイヤレス運用を行うユーザーに新たな選択肢を提供できるものと確信しております。
IPカメラの新しい市場創出を目標に掲げ、高千穂交易は、業界初となるオールインワンタイプのIPカメラ『iCVR TM』製品を、日本国内のオフィスや公共施設、小売業などあらゆる市場向けに拡販することで、初年度1,000台の販売を目指します。

※3月14日(水)に、当該製品のセミナーを当社1Fショールームで開催する予定です。

【VideoIQ社製『iCVR TM』製品の主な特長】

・ 録画装置が不要のため、シンプルな構成を実現(カメラ、PC、ネットワーク環境があれば運用可能)
・ ライブ画像が不要な際はネットワーク帯域未使用(録画画像はカメラ毎に保存)
・ 常時監視不要でありながら、エリア侵入異常等の設定異常時には、ビデオキャプチャーと共にリアルタイムにアラートを送信
・ 容易な画像コンフィグレーション、セルフキャリブレーション機能を搭載
・ ワイヤレスを使用したシステム環境下でも途切れの無い録画映像を確保(画像が途切れて録画が満足に取れない状況を解消)
・ 数台追加等の場面においてもセンター/ストレージやライセンス追加は不要(コストアップ要因解消)
・ 既存のアナログカメラやPTZカメラを接続できる『iCVRエンコーダー』もラインアップ
・ アウトプット/インプット端子付属(D1屋内カメラ除く)により、センサー連動によるアラート送信や自動音声装置連動による威嚇行為も可能
・ マイク/スピーカー端子付属(D1屋内カメラ除く)による、双方向音声通信が可能
・ カメラにソフトウェアが同梱(実質無償)
・ 録画保存を行うHDDの長寿命化をはかるため、SSDも内蔵
・ 画像はマニュアルエクスポートの他、時間間隔による自動アーカイブ機能有
・ 入退室管理システムや他社VMSシステムとの連動が可能(一元管理が可能)

【システム概略図】

【製品イメージ】

上:ソフトウェア管理画面
右 : IPカメラ 『iCVR TM』
左:アナログカメラ接続用『iCVR TM』エンコーダー

【対象物検知イメージ】

【VideoIQ社(VideoIQ,Inc.)について】
VideoIQ社は2007年にゼネラル・エレクトリック社のセキュリティ部門が独立して設立された会社で、業界最先端の画像解析技術や、オンボードNVRストレージ、企業ユースの要件を満たした画像管理機能など、オールインワンタイプのIPカメラおよびエンコーダー製品は、世界中のユーザーより高い評価を得ています。VideoIQ社の帯域を必要としないメガピクセル画像の解析技術と録画機能は、これからのメガピクセル監視カメラの標準的仕様を示唆し、同社が提供するシンプルかつ効果的な監視ソリューションは、プロアクティブなセキュリティ対応策として、公官庁や、商業施設、教育現場、交通機関、通信施設等、多岐に渡る分野で今後更なる需要が見込まれています。
■本社:米国マサチューセッツ州 ベッドフォード
■URL:http://www.videoiq.com/


このニュースリリースに対するお問い合わせ

高千穂交易株式会社 経営システム本部 コーポレートチーム
担当者:田中
TEL:03-3355-1201
E-mail:pr@takachiho-kk.co.jp

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