高千穂交易、米国サージェント&グリーンリーフ社と代理店契約締結 ATM（現金自動預け払い機）市場向けに、電子錠『ElectronicSafeLocks』の販売を開始

高千穂交易株式会社（本社:東京都新宿区、代表取締役社長:戸田秀雄、証券コード 2676）は、金融機関をはじめ、オフィスや小売店など多種多用な用途向けに高セキュリティ錠の開発・設計・製造を行う、米国サージェント＆グリーンリーフ（Sargentand Greenleafinc.）社との代理店契約を締結し、高性能電子錠『Electronic Safe Locks』シリーズの販売を開始しました。

サージェント＆グリーンリーフ社製の錠は、世界でも数少ないUL規格（米国安全規格）とEN規格（欧州安全規格）の双方に適合した世界標準の製品で、安全性と信頼性に優れた製品展開によって、世界各国の幅広いアプリケーションに活用されています。

今回当社が販売を開始する電子錠『Electronic Safe Locks』シリーズは、企業の管理部門などに設置された管理用PC端末に、専用のソフトウェアをインストールすることによって、全拠点の全ての錠を一元的に管理することができます。また、『Electronic Safe Locks』は、①「通常の鍵」と、②「4桁の暗証番号」に、管理セクションから都度発行される③「8桁の使い捨て暗証番号（ワンタイムコード：OTC）」を加える三重認証によって、13兆通りもの暗証番号を生成することができるなど、強固なセキュリティを実現いたします。『Electronic Safe Locks』は、様々なアプリケーションに調和するデザインで、取付け方法の容易性（標準的な取付け時間：10～15分程度）も大きな特長と言えます。

高千穂交易では、電子錠『Electronic Safe Locks』シリーズを、まずはスライドレール※2で国内トップシェアを誇るATM市場向けにアプローチを図る方針で、海外市場での販路拡大を目指す国内ATMメーカーに、『Electronic Safe Locks』をご採用いただくことで、頻発する強盗や内部不正などの抑制に貢献できるものと期待しております。さらに高千穂交易（香港）や提凯貿易（上海）有限公司など、当社の海外現地法人を通じて、中国のローカルATMメーカー向けにも同製品を積極的に提案することで、2011年度には、およそ五千万円の売上を見込んでおります。

※１ スタンレーブラック＆デッカー（Stanley Black ＆ Decker,Inc.）100％出資のグループ企業です。
※２ 引き出しやスライド天板などの滑りを良くし、開閉をスムーズに行うための機構部品で、金融端末やOA機器など積載重量の重い引き出しをはじめ、高級感を追求したシステムキッチン収納やオフィス家具などを中心に幅広く採用されています。

【電子錠「Electronic Safe Locks」シリーズの特長】

・ワンタイムコードを併用した強固なセキュリティ認証
・容易な錠取付け（平均的な設置時間：10～15分程度）
・全拠点の正確なログ管理が可能
・開閉ログなど操作記録のレポート作成が可能（Microsoft クリスタルレポート）
・Windowsベースの親しみ易いソフトウェア
・用途に合わせた17種類の豊富なラインアップ