高千穂交易、映像監視システム「Smart DVR シリーズ」の新型モデルを発売

高千穂交易株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：戸田秀雄、証券コード：2676）は、商品監視システム（万引き防止システム）やPOSシステムとの連動が可能な映像監視システム『Smart DVR シリーズ』の新型モデルとして、3月1日より、「Smart DVRV2-16S-8.31」の販売を開始いたします。

『Smart DVRシリーズ』は、近年小売業で増加している万引きや内部不正などに起因するロスを防止するシステムです。デジタルビデオレコーダーとしての機能はもとより、商品監視システム（以下、「EAS」と言います。）や、すでに設置済みのPOS（Point of Sales）システムと連動させることで、万引きや窃盗、レジの不正操作などに対して、さらに強固なセキュリティ効果を発揮します。

今回発売した新製品「Smart DVRV2-16S-8.31」は、EASがアラームを発報した際のライブ・録画映像にインプット名称（あらかじめ設定した売り場名称など）が表示されるため、どこで発報したのかが一目でわかる仕組みです。この点、従来のシステムでは、複数の売り場がある場合、名称が表示されないために発報場所の特定に時間が掛かるケースも見受けられましたが、当該機能の追加により、運用の改善を見込むことができます。
また、従来は、IPカメラの出力フレームと同じコマ数の画像しか録画できませんでしたが、新製品では、録画フレーム数の設定を変更することが可能となりました。例えば、売り場の状況に応じて録画フレーム数を減らせば、録画可能日数が増えるため、より効率的かつ確実な管理が実現できます。
なお、新製品は、IPカメラとアナログカメラを同時に接続可能なハイブリッドタイプで、IPカメラ4台、アナログカメラ16台の最大20台まで接続でき、従来の16台に比べ、カメラ接続台数が4台増加しました。さらに、ハードウェアのアップグレード（オプション）を行えば、IPカメラは最大8台の接続まで拡張可能です。

『Smart DVR シリーズ』は、2006年5月の発売以降、GMS（総合スーパーマーケット）を中心に1500台を超える導入実績を誇っています。今後も、これまでの実績を活かし、チェーン展開されている小売業（ミュージックショップ、アパレル、ドラッグストア、ホームセンター、家電量販店、GMS、スーパー、コンビニエンスストアなど）を中心に、積極展開してまいります。

高千穂交易では、新製品「Smart DVRV2-16S-8.31」に関して、今後1年間で400台程度の販売を見込んでおります。

【主な特長】

従来のシステムと比較して、次のような特長が追加されました
（１）EAS発報時のライブ・録画映像にインプット名称を表示可能
（２）IPカメラ4台とアナログカメラ16台、最大20台まで同時に接続できるハイブリッドタイプ
（３）IPカメラの録画フレーム数が変更可能
（４）ブラウザ経由でEAS発報ログの映像再生やグラフ表示が可能
（５）スピードドームウルトラ（PTZカメラ）で移動体の自動追尾が可能
（６）リモートE-マップ上でのライブ映像の表示機能を拡充（1画面→16画面）

【価格】

Smart DVRV2-16S-8.3172万円（税別）

【録画日数】

～録画日数の概算例～
解像度：320×240、録画フレーム数：5フレーム/秒、録画コーデック：H.264（独自）、画像品質：中、データ用HDD容量：500GB、録画時間：1日あたり24時間録画の条件で
▽録画日数：8ch録画で約60日、16ch録画で約30日
録画容量は設定する解像度、録画フレーム数、画像品質、撮影被写体の動きによって大きく異なる可能性があります。データ用HDDは標準で500GB（最大内蔵2TBに変更可能）

（仕様は予告なく変更されることがあります）