高千穂交易、リスク・危機管理のための小売店舗向け情報配信システム『EMLINX(エムリンクス)』のサービス受付開始

関連事業者間の万引き(窃盗)等情報の即時共有により、ネットワークで犯罪撲滅を推進

高千穂交易株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:井出尊信、証券コード2676)は、クラウド型の店舗向け情報配信システム『EMLINX』のサービス受付を開始いたしました。

警察庁犯罪統計では、近年、刑法犯全体に占める万引きの認知件数の割合は年々増加しています。この要因として、外国人や高齢者による万引きやネットオークションへの転売目的の万引きの増加があげられます。全国万引犯罪防止機構調べによると、それらの被害状況は、限定された業種ではなく、幅広い業種の店舗において、換金できる商品が被害にあっています。とりわけ、同一人物による犯行が多発している地域では、同じ小売業の複数の事業者間や業界の枠を超えて情報を共有し、ネットワークで対応していかなければ、対処が難しくなってきています。

このような背景から、実際の被害情報を自社内だけで活用するのではなく、地域ぐるみで他社と協力し、迅速且つ、円滑な情報提供を行い、そのデータを蓄積・共有することが重要になります。そのため、当社では、社会安全の基盤サービスとして、EMLINXを構築し、サービスの受付を開始しました。
このサービスに事業者が積極的に参加することで、入手困難であった他社近隣店舗で発生した被害内容をメールでいち早く入手することができ、データの蓄積及び、その分析、統計データの抽出などを可能にします。その統計データなどを活用することで、防犯対策立案や、被害発生予測ができ、未然防止が可能となります。更には、店舗ロスの改善は当然ながら、地域の犯罪撲滅といった社会貢献にもつなげます。

【EMLINX(エムリンクス)の特徴】

●大量窃盗や常習万引等情報の蓄積・共有・迅速な提供が可能
●自社のみではなく、事業者間や業界を超えた情報共有が可能
●事案を登録した企業や店舗名称は非公開とした形式での共有
●最小限の入力で情報をいち早く共有する速報機能あり
●窃盗・万引以外の事案(返金詐欺・釣銭詐欺等)も登録可能
●自社内での被害情報の一元管理を簡易入力で実現
●過去情報の分析と予測で被害の未然防止が可能

【EMLINX(エムリンクス)のシステム概要】

今後は、EMLINX内で下記機能についても順次追加を予定しております。
・帳票出力機能:登録情報から事故報告書等の帳票を自動作成
・グラフ・マップ機能:登録データを元にエリア別でグラフやマップを用いて可視化
・被害統計データの出力:エリア・季節・時間帯などでの被害発生統計データを出力
・事案登録項目の追加:内部不正行為、迷惑行為等の入力項目の追加による、自社内情報一元管理の充実化

当社は、小売業の事業者様に向けご提案を実施し、初年度3,000店舗との契約締結を目指しています。

また、高千穂交易ホームページ内のEMLINXページに、店舗の防犯に関するお役立ち情報などをご提供して参ります。https:www.takachiho-kk.co.jp/prod/store_security/emlinx/

■製品に対するお問い合わせ
高千穂交易株式会社
事業開発室 池田・坂本まで
E-mail: emlinx-info@takachiho-kk.co.jp
TEL: 03-3355-1201


このニュースリリースに対するお問い合わせ

高千穂交易株式会社 管理本部 総務チーム
担当者:椿
TEL:03-3355-1201
E-mail:pr@takachiho-kk.co.jp

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