株)シー・ヴイ・エス・ベイエリアと商品監視システム導入で合意コンビニエンスストア向け、商品監視システムの導入を強化

高千穂交易(株)（本社：東京都新宿区、社長：山村秀彦、資本金：７億９５５０万円JASDAQ：２６７６）は、コンビニエンスストア(株)シー・ヴイ・エス・ベイエリア（本社：千葉県浦安市、社長：泉澤豊、東証２部：２６８７）と、同社店舗網へ当社が販売する商品監視システム導入で合意しました。今回の導入は、コンビニエンスストア業界初のグループ導入となり、全店舗の約半数への導入を見込んでおります。

近年、コンビニエンスストアでは、多様化するお客様のニーズに対応して、化粧品や雑貨、CD、DVD、ゲームソフトなど、単価の高い商品の取扱いを拡充しています。一方で、悪質化・急増する万引きの被害は、深刻な問題となっています。また、２４時間営業のコンビニエンストアに、生活安全拠点としての地域住民の期待度も高く、「健全な街づくり」の第一歩として、万引き対策強化から青少年の非行防止が社会的要請となっております。
当社では、コンビニエンスストアの店舗形態にあわせた専用ゲート（アンテナ）を開発し、オプションとして、出入り口に設置したゲートに監視カメラと画像録画システムを連動させる複合システムにより、ゲートが商品に取付けた専用タグを感知した時点の前後の映像を保存できるシステムを提案。このような、コンビニエンスストアの形態に適したトータルセキュリティを可能とした当社提案が、同社の方針に一致したものです。

今回の商品監視システム導入は、お客様が求める商品を直接手にしてショッピングできるオープン陳列を実現し、少ないスタッフで盗難が防止できる明るい店舗環境を実現するものです。導入は８月からで、２００４年２月までに全店舗の５０％に導入予定です。また、当社では各業界ごとにセキュリティシステムの運用を開発しており、並行してセキュリティ・ノウハウの共同研究にも取り組み、導入店舗でのシステム運用の定着化と、今後の導入拡大を図ります。

コンビニエンスストア業界でトップレベルの平均日商（１店舗あたり）を達成している(株)シー・ヴイ・エス・ベイエリアの商品監視システム導入は、同業界初めてのグループ導入で、商品監視システムの普及が促進されるものと考えています。

なお、今期業績予想に折り込んでおります。