国内初、ICカードを介して擬似的なネットワーク環境を構築する 画期的な入退室管理システム「SALTO(サルト)」の販売を開始

~ 配線が不要なため、従来の半分のコストで本格的な入退室管理が可能 ~

高千穂交易株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:戸田秀雄、証券コード:2676)は、ICカードによるデータ授受を介して複数の電子錠を擬似的にネットワーク化することで、配線の敷設を不要とした、国内初の画期的な入退室管理システム「SALTO(サルト)」の販売を、7月30日より開始いたします。

「SALTO(サルト)」は、スペインのサルトシステムズ社が開発した認証装置一体型のバッテリー駆動型電子錠(単4電池使用)を活用した入退室管理システムです。ICカードにアクセス履歴が記録され、その情報を持ち運ぶSALTO独自の “Data-on-Card”方式の採用により、配線をしていないスタンドアロンの電子錠(オフラインのドア)へのアクセス履歴も、ICカードを介してオンラインのリーダーから自動的にパソコンへ取り込み、履歴を管理できる仕組みとなっています。例えば、建物の出入り口にオンラインのリーダーを設置すれば、建物内の事務室や書庫等にはスタンドアロンの電子錠を設置するだけで、あたかも実際のネットワーク環境下にあるシステムのように、建物全体のアクセス履歴を一元的に管理することができます(SVN<サルト・バーチャル・ネットワーク>モード選択時)。
こうした技術により、入退室管理システムの導入にかかる大掛かりな配線作業が不要となるため、導入コストを従来の約半分に抑えることが可能です。

さらに、「SALTO」は、用途や規模に合わせて運用モードを選択でき、最小1ドアから導入可能なセルフプログラミングモードをはじめ、手持ちのICカードで運用できるROM(リードオンリー)モード、オンラインの入退室管理システムと同等の機能性を備えたSVNモードなど、最大64,000ドアまでカバーできます。
このように、「SALTO」は初期費用を大幅に抑え、必要に応じた機能のアップグレードが可能な拡張性に優れたシステムですので、「セキュリティを強化したいが予算が限られているので導入が難しい」、「先ずは簡単に素早く導入できるシステムが欲しい」といったご要望にも、十分にお応えできるものと考えております。

高千穂交易では、この新製品「SALTO」を、オフィスやホテル、学校など、あらゆる施設に向け、積極的に販売展開してまいります。また、「SALTO」の技術を、オフィスのロッカーや小売店のショーケース管理に応用するなど、今後、新たな市場への取組みも強化してまいります。

【SALTOの主な特長】

(1)“Data-on-Card”方式により、スタンドアロンの電子錠へのアクセス履歴も、オンラインのリーダーにICカードをかざすことでパソコンに取り込み、一元的に管理できる。
(2)電子錠の配線作業が不要なため、従来の半分のコストでシステムの導入、運用が可能。
(3)認証装置一体型のバッテリー駆動型電子錠システム(単4電池使用)を採用。
(4)用途や規模に合わせて運用モードを選択でき、1ドアから最大64,000ドアまで対応可能。
(5)初期費用を大幅に抑え、必要に応じた機能のアップグレードが可能。

【運用モード】

・セルフプログラミングモード
 ・ICカードとドアに取り付けるスタンドアロンの電子錠のみで運用可能。
 ・管理用パソコンは不要で、権限の付与・削除も専用のカードで行う。
・ROM(リードオンリー)モード
 ・手持ちのICカード(タバコ購入用など)で運用可能。
 ・管理用パソコンで手持ちのICカードへの権限の付与・削除を行い、ドアへのアクセス履歴は専用ツールでパソコンに取り込み、履歴管理を行う。
・SVN(サルト・バーチャル・ネットワーク)モード
 ・ICカード、スタンドアロンの電子錠、オンラインリーダー/ライター、管理用パソコンで運用可能。
 ・ICカードが情報を持ち運ぶ“Data-on-Card”方式で、オンラインの入退室システムと同等の機能性。

【サルトシステムズ社(SALTO Systems,Inc.)について】
■設立:2000年
■本社:スペイン サンセバスティアン
■従業員数:130名
■ URL:http://www.saltosystems.com
■世界で約60カ国、65万ドア以上の販売実績
■ 販売市場:ホテル、商業施設、政府機関、学校、病院、空港、住宅


このニュースリリースに対するお問い合わせ

高千穂交易株式会社 経営システム本部 コーポレートチーム
担当者:加藤
TEL:03-3355-1201
E-mail:pr@takachiho-kk.co.jp

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