世界的大手の通信系半導体メーカー「GCTセミコンダクター」と販売代理店契約を締結

拡大するLTE製品市場を中心に、5G及び産業機器向けワイヤレス製品への採用も共同で推進

高千穂交易株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:井出尊信、証券コード:2676)は、4GLTE*1、5GNR*2、およびSoC*3ソリューションの半導体サプライヤーである米国GCTセミコンダクター社(GCT Semiconductor,Inc.以下GCT社)と販売代理店契約を締結し、LTE及びIoT製品を中心とした通信系半導体をコンシューマ製品市場へ向けて販売してまいります。

GCT社は、2000年にカリフォルニア州サンノゼに設立された、先進的4G、5Gモバイル半導体ソリューションを設計・製造・供給する有数の企業です。同社のLTEソリューションは、2010年から市販されており、スマートフォン、タブレット、ルータ等の数多くの商用デバイスで高速・高信頼性のLTE接続を実現し、世界トップクラスの通信事業者に採用されております。また、SoCソリューションに関しては、無線送受信機、ベースバンド・モデム、デジタル信号処理機能が統合されているため、小型、低消費電力、高性能、高信頼性、低コストを実現した4GLTEプラットフォームを提供しています。さらに、韓国ソウルに研究センターを持ち、在籍する全エンジニアは工学の学位を取得しているため、高い技術を提供できる体制を整えています。

高千穂交易は1971年の半導体・ICの販売開始以来、約50年の長きに亘って通信系半導体の販売に携わり、独自の販売ノウハウや技術サポート力を積み重ねてまいりました。また、これまで力を入れてきたワイヤレス関連製品の取り扱いを通じて、多くのお客様と深いリレーションを築いてまいりました。

今回の契約締結により、GCT社と高千穂交易は両社とも、従来のルータ、タブレット、CPE*4等のコンシューマ製品市場だけでなく、スマートメータ、IoT等の産業機器市場へのワイヤレス製品の更なる拡販も目指しており、その相乗効果を期待しています。

両社の強みを最大限に活かし、GCT社の既存ラインアップの4G/LTEだけでなく、現在開発中の5GNRチップセット製品の販売を積極的に推し進め2021年度には10億円の売上を目指します。

*1携帯電話の通信規格のこと。LongTermEvolutionの略。
*2第五世代移動通信システム用に3GPPによって仕様策定された新しい無線アクセス技術。NRは“NewRadio”(新しい無線)を意味する。
*3一個の半導体チップの上に多くの機能を実装する設計手法。“SystemonaChip”を意味する。
*4ユーザーの敷地内にある、電話機やブロードバンドルータ等の通信設備のこと。CustomerPremisesEquipmentの略。

【GCTセミコンダクター社(GCT Semiconductor, Inc.)について】
・設立:2000年
・米国カリフォルニア州サンノゼ
・従業員:190人
・事業内容:4GLTE、5GNR、およびSoCソリューションの設計・製造・供給


このニュースリリースに対するお問い合わせ

高千穂交易株式会社 管理部 総務情報システムチーム
担当者:椿、高橋
TEL:03-3355-1201
E-mail:pr@takachiho-kk.co.jp

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