~新オフィスへの移転・会社合併にもスムーズに対応!クラウド管理×顔認証でセキュアな入退室管理を~

本事例で構築した、VerkadaとSupremaを組み合わせたオフィス入退室管理・監視カメラの統合セキュリティ構成の全体像です。
入退室権限や映像情報はVerkadaのクラウド上で一元管理され、顔認証はSupremaの端末が担うことで、
複数拠点・多数利用者の状況をリアルタイムに把握できる運用を実現しています。
オフィス入退室管理と監視カメラを統合したセキュリティ運用の取り組みについて、概要を知りたい方はこちら
株式会社ツルハホールディングス様は、東京オフィス移転を契機に、働き方とセキュリティの再設計に取り組んできました。
本記事では、VerkadaとSupremaによる統合型セキュリティシステムを導入し、入退室管理・監視カメラの一元化に取り組んだ背景について、
株式会社ツルハホールディングス 総務部 総務グループ リーダーの北原 慎二様に伺いました。
株式会社ツルハホールディングス 総務部 総務グループ リーダー 北原 慎二 様
本日はありがとうございます。まずは、今回の取り組みの背景についてお聞かせください。
北原様
はい。もともと本社機能は札幌にありましたが、商品部門を中心に東京での業務比重が高まり、
意思決定や調整の場として東京拠点の重要性が増していました。
一方で、既存の東京オフィスは老朽化が進み、働く環境としても限界を感じていました。
グループ会社の増加とオフィス移転を検討する中で、単なる拠点の移動ではなく、
「これからの働き方」と「セキュリティ」をどう再設計するかが、大きなテーマとして浮かび上がってきました。
旧オフィスで、特に課題に感じていた点はどこでしたか。
北原様
一番大きかったのは入退室管理です。
大きなトラブルはありませんでしたが、「この状態で本当に問題ないのか」という不安は常にありました。
「何かあってからでは遅い」という意識から、少人数でも効率的に運用できるシステムを探していました。

入退室管理や監視カメラの刷新にあたり、統合型システムを選ばれた理由を教えてください。
北原様
入退室管理、監視カメラシステム、管理画面がそれぞれ別だと、運用する側の負担が確実に増えます。
管理が分散すると、日常的に「すべてを把握する」ことが難しくなります。
その点、Verkadaは入退室権限とカメラ映像をクラウド上で一元管理できるため、
運用判断を一本化しやすく、継続的な運用につなげやすいと感じました。
また、Supremaの顔認証とカードを併用できる構成も、運用設計上の安心材料でした。
特に重視していたのは、「導入した瞬間が完成形」ではなく、人や組織が変わっても運用が破綻しないことです。
その前提に立ったとき、製品ありきで判断するのではなく、私たちの運用や制約条件を踏まえながら
「この形なら現実的に回る」と一緒に整理してもらえた点が、導入判断の大きな後押しになりました。
導入スケジュールについて教えてください。
北原様
結果的には3〜4か月ほどでした。利用者は300人を超える規模でしたし、正直「本当にこの期間でできるのか」という不安はありました。
短期間で進める以上、理想論を積み上げる余裕はなく、現実的な判断を積み重ねていく必要がありました。
その中で、状況に応じて進め方を調整しながら高千穂交易さんに伴走してもらえたことが、短期間でスムーズな導入を進めるうえで、
大きな支えになりました。
300人規模でのスタートでしたが、その後もグループ企業などの利用者が増え、現在は600人以上が登録されています。人数が増えても大きな混乱なく運用できている点から、当初設計した運用が、実際の業務に耐えうるものだったと感じています。
顔認証に対する現場の反応はいかがでしたか。
北原様
思っていたより反発はありませんでした。
Supremaの顔認証を使うことで、カードを常に持ち歩かなくても入退室できるため、日常の運用が定着しやすいと感じています。
また、グループ会社等の方も、Verkadaで事前に写真登録するだけで一定時間のみ入退室を許可できるため、カードの貸し出し管理が不要になりました。手間やリスクを排除した上で、セキュリティ性を維持し、以前よりも柔軟な対応が可能になりました。
導入後、特に変化を感じている点を教えてください。
北原様
防犯カメラの活用による変化は大きかったですね。
「荷物が見当たらない」といった場面でも、Verkadaで入退室ログと映像をあわせて確認できるようになり、
状況を把握しやすくなりました。
その結果、大きなトラブルに発展する前に解決できるケースが増えてきました。
また、顔認証(Suprema)を前提とした運用によって常時施錠を維持できるようになり、
日々の運用面に加えて、心理的な安心感の面でも大きな変化がありました。
今回の取り組みは、セキュリティを強化すること自体が目的ではなく、
管理のための作業から人を解放し、本来向き合うべき業務に集中できる環境をつくることだったと感じています。
その意味で、今回の導入は「設備更新」ではなく、働き方そのものを見直す取り組みだったと言えます。
また、今後は生体認証でのログを活かして、組織全体での残業対策等にもシステムを活用していきたいです。
最後に、これから導入を検討される企業へのメッセージをお願いします。
北原様
「導入が面倒そう」と感じる方は多いと思います。私自身も最初はそう思っていました。
ただ、Verkadaで管理を一本化し、顔認証を組み合わせてしまえば、日々の運用は確実に楽になります。
その分、人は本来向き合うべき業務に集中できるようになる。それが今の正直な実感です。
VerkadaとSupremaを組み合わせた、オフィス入退室管理・監視カメラの統合セキュリティ運用について、まずはお気軽にご相談ください。

株式会社ツルハホールディングス
■本社所在地:北海道札幌市
■設立:1963年(創業1929年)
1929年に北海道旭川市で鶴羽薬師堂として創業し、1963年に株式会社として設立。
北海道発のドラッグストア事業を起点に事業基盤を拡大し、
現在はドラッグストアを中心としたグループ各社の経営管理
および事業戦略の実行支援を担う、持株会社として事業を展開しています。
「一番そばにある一番に」をメッセージに掲げ、
地域のお客様の暮らしを支えるライフラインとして、
グループ全体で美しく健やかな生活の実現を目指しています。