高千穂交易株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:井出尊信、証券コード:2676、以下「当社」)は、人の動きを熱で検知する配線不要のワイヤレスIoTセンサー「Butlr(バトラー)」(以下、バトラー)の販売開始を発表します。
バトラーは熱検知によるプライバシーを配慮したデータ取得が可能なセンサーで、オフィス内の利用状況を可視化してオフィス空間の最適化を支援します。
【バトラーを販売開始する背景】
コロナ禍で増加したテレワークは、その後テレワークとオフィスワークを柔軟に選択できるハイブリットワークの拡大もあり、オフィス回帰が進んでいます。しかし、従業員の出社率増加は、感覚的には認識しているものの、実際の出社率やオフィスエリア(執務エリア・会議室・カフェテリアなど)の利用状況をデータとして客観的に把握できている企業は多くありません。
近年、ABW(Activity Based Working)が注目され、働き方の多様化に伴うオフィスの在り方も変わってきています。そのため、オフィス利用データは、現在のオフィスの効率的な運営のためだけではなく、将来のオフィス移転やレイアウト変更などを検討する際に、その施策の妥当性を裏付ける重要なエビデンスとなります。
そこで、当社はこれまでの感覚的なものからデータに基づいたオフィス運営の推進に向けて、プライバシーに配慮したデータ取得のためのツールとしてバトラーを販売します。
【会社概要】
会社名 | Butlr Technologies Inc. |
設立 | 2019年 |
本社 | 米国デラウェア州 |
URL | https://www.butlr.com/ |
2019年にMIT Media Labからスピンアウト。Forbes 30 Under 30の起業家であるHonghao Deng氏とJiani Zeng氏によってシリコンバレーとボストンにオフィス設立。 |
【バトラーの特長】
【今後の展開】
当社は、主にオフィス、シェアオフィス、建設・不動産会社へバトラーを販売し、今後3年間で3億円の売上を目指します。また、将来的には、医療、介護、福祉業界への製品の開発を予定しています。バトラーの導入により、高齢独居者のご自宅やシニア向け施設などでの、プライバシーを配慮した見守りによる健康状態の確認やAIを活用した転倒検出などが可能になります。それにより、事業者様へは介護人員不足の課題解決やサービスの向上、利用者の方々には安全な生活空間の提供につなげます。
【バトラーの詳細】 https://www.takachiho-kk.co.jp/prod/iot/butlr/
【製品に関するお問い合わせ先】 https://www.takachiho-kk.co.jp/contact/network/
高千穂交易では、バトラーとAPI連携し、当社が取り扱っているスマートオフィスを実現するクラウドサービス「Cloom(クルーム)」で会議室の有効活用やオフィスエリア分析に活用しています。Cloomにつきましては、下記のプレスリリースをご覧ください。
【過去の Cloom に関するプレスリリース】
● Version2(2024 年 4 月 23 日発表)
https://www.takachiho-kk.co.jp/news/news24_04_23/
● 販売開始(2023 年 12 月 1 日発表)
https://www.takachiho-kk.co.jp/news/news23_12_01-1/
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高千穂交易株式会社について(Webサイト:https://www.takachiho-kk.co.jp/)
高千穂交易は、1952年創業の独立系技術商社です。クラウドサービス、商品監視や入退室管理などのシステム、半導体・機構部品などのデバイスを取り扱い、コンサルティングから開発・設計、設置、保守サービスまでをワンストップで提供しています。
このニュースリリースに対するお問い合わせ
高千穂交易株式会社 経営企画室
担当者:久我
TEL:03-3355-1201
E-mail:pr@takachiho-kk.co.jp
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