高千穂交易が提供するHID Global Corporationのクラウドサービスが東京建物のスマートフォンによるタッチ入退館・入退室システムに採用

高千穂交易株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長執行役員:井出尊信、証券コード:2676、以下「高千穂交易」)は、東京建物株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長執行役員:野村均、以下「東京建物」)が国内の賃貸オフィスビルにおいて初めて導入(※1)したオフィスワーカーのスマートフォンにデジタルセキュリティカードを付与し、スマートフォンによるタッチ方式で入退館・入退室が可能となるシステム(以下「本システム」)に、高千穂交易が提供するHID Global Corporationのクラウドサービスが採用されたことを発表します。本システムの導入により、より高いセキュリティレベルを実現するとともに、QRコード提示やスマートフォンアプリの起動等なく、シームレスな入退館等が可能となります。

東京建物は、第1弾として、同社が再開発組合の一員として参画している「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業(以下「八重洲プロジェクト」)」のオフィスエリアにおいて本システムを導入します。

※1 2024年7月31日時点、東京建物・株式会社日立製作所調べ。近距離無線通信技術を利用しており、QRコードを提示する方式やBluetooth Low Energy(BLE)通信を活用する方式など、既存の方式とは仕組みが異なるものです。

 

【東京建物が本システムを導入した背景と概要】

出社勤務とテレワークを組み合わせたハイブリッドワーク等を導入する企業が増える中、企業のセキュリティカードの管理は複雑性を増しています。そうした状況への対応策として、海外ではオフィスビルのセキュリティカードをスマートフォンに搭載し、タッチ入退館等を行う仕組みが普及し始めています。

本システムでは、東京建物がチームラボの協力のもとオフィスワーカー向けに開発するスマートフォンアプリと、高千穂交易が提供するHID Global Corporationのクラウドサービス、株式会社日立製作所の入退館・入退室システムを連携させることでストレスの無いタッチ入退館等を実現します。

 

 

【本システムの特徴】

  1. カードレスでのシームレスな入退館等
    普段から携帯しているスマートフォンをリーダーにかざすだけで、オフィスビルのエントランスゲートや自社の入居フロアのドアを解錠し、入退館等を行うことができます。

 

  1. セキュリティカードの紛失等のリスクや、管理の手間を軽減
    物理カードとしてセキュリティカードを発行している場合、紛失や盗難のリスクがあるほか、社員の入社や退職に伴うカードの新規発行や回収、来客時の一時貸与など、さまざまな管理上の手間がかかります。本システムの導入により、そうした管理上のリスクや手間を軽減することができます。

 

  1. 環境負荷を低減、半導体不足にも対応
    物理カードの多くはプラスチックが使用されており、物理カードの配布をしないことで、同規模のオフィスビルと比較すると約75kgのプラスチック使用量の削減が見込まれ(※2)、環境負荷を低減する効果もあります。また、物理カード内には半導体チップが内蔵されるため、本システムの導入により、現在世界的な問題となっている半導体の供給不足にも対応します。
    ※2 八重洲プロジェクトと同規模のオフィスビルを想定。カード1枚あたりのプラスチック使用料を約5gとし、15,000枚分の削減を見込む。

 

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高千穂交易株式会社について(Webサイト:https://www.takachiho-kk.co.jp/

高千穂交易は、1952年創業の独立系技術商社です。クラウドサービス、商品監視や入退室管理などのシステム、半導体・機構部品などのデバイスを取り扱い、コンサルティングから開発・設計、設置、保守サービスまでをワンストップで提供しています。

 

このニュースリリースに対するお問い合わせ

高千穂交易株式会社 経営企画室
担当者:久我
TEL:03-3355-1201
E-mail:pr@takachiho-kk.co.jp

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