高千穂交易、自社開発のクラウド型トラフィックカウンターアプリケーション「i Retail Cloud (アイリテイルクラウド)」を提供開始

高千穂交易株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:井出尊信、証券コード 2676)は、店舗でのデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させるSaaSアプリケーションとして、出入口に設置したセンサーを用いて入退店人数、店前通行の計測を行うトラフィックカウンターシステムで取得したデータをリアルタイムで集計・表示し、店舗運営の指標となるデータの分析が可能なトラフィックカウンターアプリケーション「i Retail Cloud」を提供開始します。

 

小売業界では、ウェブで商品検索後に店舗購入するウェブルーミングや店舗で商品確認後にネット購入するショールーミングなど、リアルとオンラインの融合による販売形態が注目されています。それに加えて、コロナウィルス感染症拡大の影響で変化する購買行動により、店舗の在り方は大きく変わってきています。

 

リアル店舗の役割は、単純に店頭商品を消費者へ提供することから、ユニークな体験とともに商品を提供する「リテールテイメント化」の流れの中で徐々に変化し、お客さまとの重要な接点となるリアル店舗の“入店客数”や“買上率”などの分析は、立ち寄った人を「お客さま」に変えるこれまで以上に重要な情報となっています。 

 

そのため、店舗スタッフやマーケティング担当者等から経営層まで、取得したデータを情報として共有し、販売戦略、施策立案やその進捗・結果確認に活用していただくことを目的とし、クラウド・アプリケーション「i Retail Cloud」を開発しました。

 

このアプリケーションは、これまで当社が蓄積した長年の経験やノウハウを活かし、トラフィックカウンターシステムのデータ活用に必要な、集計・分析項目や販売データ等との連携機能を実装しながら、シンプルなUIデザイン・料金設定を実現しました。

 

従来のオンプレミスのトラフィックカウンターに対して、クラウドベースのサービス提供の導入メリットは以下のようになります。

・インターネットを通じてスマートフォンやタブレットなどからもデータの確認が可能

・サーバ管理が不要

・常に最新のソフトウェアが利用可能

・機器構成がセンサー、POE-HUBのみとシンプルになり障害発生の可能性が減少

・リモートメンテナンス対応による迅速な障害対応が可能

・機器保守パックとのセット購入により、突発的な費用発生を抑えられる

 

当社では、この新しいクラウドシステムを、既に導入済みのトラフィックカウンターへの新たな付加価値として、また新規の小売店、商業施設や人の流れ・滞留データの活用分析が必要なお客様に提案して参ります。

なお、当サービスは1年契約、月額定額料金として提供し、今後3年間で契約件数1,000件以上を目指します。また本サービスを含め、当社におけるSaaSビジネスの強化を図ってまいります。

 

 

【iRetail Cloud 特長】

・トラフィックカウンターで取得したデータをリアルタイムに集計・表示が可能

・ダッシュボードでの可視化に加え、目的に応じた多彩なレポート機能

・多彩なデータ分析機能(曜日別前年比較、複数店舗比較、店前通行数)

・感染症予防対策となる3密回避を目的とした混雑状況表示

・集約したデータとお客様が他のシステムから取得した各種データ(天候情報・POS等)との連携可能

 

【システム構成】

 

【導入施設例】

 

【ダッシュボード掲載データ(抜粋)】

 

当社製品ホームページ: https://www.takachiho-kk.co.jp/prod/traffic/iretailcloud/

このニュースリリースに対するお問い合わせ

高千穂交易株式会社 管理部 総務情報システムチーム
担当者:椿
TEL:03-3355-1201
E-mail:pr@takachiho-kk.co.jp

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