高千穂交易、日米アーリーステージのB2Bスタートアップに投資を行うファンドへの出資のお知らせ

高千穂交易株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:井出尊信、証券コード2676)は、米国シリコンバレーおよび日本を拠点とするベンチャー・キャピタルDNX Venturesが運営するファンド(日本の投資事業有限責任組合から構成されるファンド、以下「DNX3号ファンド」)に出資しましたので、お知らせいたします。

当社は、昨年発表した中期経営方針「コア領域への集中と変革へ向けた新たな企業価値の創造」に基づき、企業価値を高める事業成長を実現するため、新たな収益基盤の創出を目指しており、その基本戦略の一つである「成長ステージを担う新規事業の育成」を事業提携等も視野に置きながら、その実現に向けた投資を行っております。

今年度に入り発生した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は人々の価値観や生活習慣など多方面に影響し、経済に大きな打撃を与えています。一方で過去の例から、こういった危機をきっかけに新しい産業が生まれ、市場構造を大きく塗り替えることが多くあります。世界中のテクノロジーや市場の変化をいち早く掴み取り、当社の次なる事業機会としていく上で、日米でB2Bに特化した投資実績を持つDNX3号ファンドへの投資は有用と判断しております。

またDNX Venturesはアーリーステージのスタートアップ企業に対して、資金面での援助及び豊富な経験に基づくアドバイスにより、安定した事業成長と経営をサポートしています。コロナ後の市場環境を見据えても、当社が出資したDNX3号ファンドは、これから時代を拓くスタートアップを10年の運用期間で育成、さらに当社がスタートアップと共同で事業を創り出す相乗効果により、十分な成果が期待できるものと考えております。

特に当社事業と親和性の高い、B2BSaaSやセキュリティソフトウェア、クラウドコンピューティング、リテールテック分野や市場で注目を集めるAI、ロボティクス分野などでスタートアップ企業との協業を図り、早期の事業強化及び新市場開発を進めて参ります。

また、DNX Venturesが提供するパートナー企業支援プログラムへの参加を通じ、ベンチャー企業との協業ノウハウを高め、当社事業の早期育成を目指します。

■DNX Venturesについて
DNXは、2011年よりシリコンバレーと東京に拠点を構え、日米市場を中心にB2Bスタートアップへの投資を行っているベンチャーキャピタルです。これまでに3つのファンド、累計約580億円を運用し、日米を中心に100社以上のスタートアップ企業へ投資を実行、13社をエグジットに導いてきました。B2Bスタートアップのうち、主な投資領域はサイバーセキュリティー、AI・自動運転、クラウドSaaS、産業IoT、フィンテック等の領域で、アーリーステージで投資しています。
また、シリコンバレーのトップティア・ベンチャーキャピタルのアライアンスであるDraper Venture Networkの一員としての長年の活動を通じ、日米の橋渡し役として強固な信頼を築き、100件を超える日本企業とスタートアップとのパートナーシップおよび協業を支援する等、豊富な実績を残しています。

出資案件の概要

(1) 運営元 DNX Ventures
(2) 所在地 米国カリフォルニア州、サンマテオ
(3) 設立年月 2011年
(4) ファンド総称 DNX Partners 3号投資事業有限責任組合 (米国デラウェア州法に基づき設立されたファンド及び日本の投資事業有限責任組合などから構成されるファンド)
(5) 運用期間 10年

DNX Venturesホームページ: https://www.dnx.vc/jp
DNX Venturesリリース :https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000021318.html

このニュースリリースに対するお問い合わせ

高千穂交易株式会社 管理部 総務情報システムチーム
担当者:山中
TEL:03-3355-1201
E-mail:pr@takachiho-kk.co.jp

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