TK i-TECHNO SOLUTION CATALOG Vol.25
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ダンパースライドレール直動部品ベアリング・ユニットソフトクローズガススプリングスプリングシリンダーロックキャスターモニターアーム昇降システム ② 電子錠・調光フィルムトルクヒンジホルダーストレッチフィルムケーブルパワーサプライケーブルガイドトルク値FYN-S1,A2,X2の基本原理164 総合カタログ vol.25FYN-Z2の基本原理上図のように、弁(板バネ)を変形させることによりオイルの流量を変化させ、ダンパーの発生トルクを調整する構造になっています。(PAT.)②指定された寸法の角軸をダンパー軸穴部に差し込んでご使用ください。また、軸とダンパー軸穴部にはガタがないようにご使用ください。ガタがあると、回転落下等でアソビが大きくなり、スローダウンがうまくいかない場合があります。ダンパーの推奨軸寸法については、各製品ページをご確認ください。③揺動ダンパーの動作角度には制限があります。いた上で、ダンパーを選定してください。各機種のトルク対応幅については、各製品ページをご確認ください。上図のように、円筒弁の動きによりスプリングを圧縮させることでオイルの流量を変化させ、ダンパーの発生トルクを調整する構造になっています。(PAT.)①シリーズ名 一方向性揺動ダンパー②開発記号 ③回転方向 ④トルク S1、A2、X2、Z2:自己調整式R : 時計方向にトルクが発生L : 反時計方向にトルクが発生末尾の数字が指数を示し、下記のようにトルク表現204=20×104 =200,000gf・cm=20N・m(200kgf・cm)温度特性周囲温度ローター オイル 弁(板バネ)トルク発生方向オイル円筒弁ロータースプリングトルク発生方向図A図A図A図Aダンパートルクが強くなるの各製品の最大使用角度をよく確認し、使用方法に合わせて取付位置を決ダンパートルクが強くなるので、蓋を最後までゆっくり閉で、蓋を最後までゆっくり閉めてください。また、最大使用角度を超えて回転させた場合、ダンパーのめることができる。ダンパートルクが強くなるのダンパートルクが強くなるのめることができる。破損に繋がりますので、必ず外部ストッパーを設けてください。で、蓋を最後までゆっくり閉で、蓋を最後までゆっくり閉めることができる。めることができる。④自己調整式のため、マニュアルによるトルク調整はできません。⑤ダンパーのトルク発生方向は機種により異なります。使用方法に応じて機種をお選びください。⑥自己調整可能なレベルは、ご使用頂くワークの動作角度範囲により変化することが考えられますので、実際にご使用頂く条件にてご確認頂図B図B蓋のトルクが弱くなり、蓋を最後まで閉めることができない場合がある。蓋のトルクが弱くなり、蓋を最後まで閉めることができない場合がある。蓋のトルクが弱くなり、蓋を最後まで閉めることができない場合がある。図B図B蓋のトルクが弱くなり、蓋を最後まで閉めることができない場合がある。ダンパー自己調整式揺動ダンパーの基本構造・原理特長荷重が変わっても動作時間への影響が少ない基本構造・原理従来型の揺動ダンパーは、ご使用頂く負荷トルクが変化してもダンパーの強さ(ダンピング定数)は変化しないため、負荷トルクが小さい時は動作速度が遅くなり、負荷トルクが大きい時は動作速度が速くなります。しかし、自己調整式揺動ダンパーは、与えられる負荷に応じてダンパーの強さ(ダンピング定数)を自己調整する構造になっているため、負荷が変動した場合の動作時間変化が従来型ダンパーよりも少ないという特徴を持っています。型式表示(例)FYN-A2-R204①③④温度特性使用される環境温度の影響を受け、トルク値が変化します。これはダンパー内のオイルが温度の影響を受け、その粘性が変化するためで、温度が元に戻れば、ダンパー特性も元に戻ります。使用方法①揺動ダンパーは図Aのように垂直位置から回転落下する蓋では、全閉になる直前でトルクが強く発生するように設計されています。図Bのように水平位置から回転落下する蓋では、全閉になる直前に蓋のトルクが弱くなる為、蓋を閉じることができない場合があります。

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