商船三井客船株式会社 様

 新型コロナウイルス感染拡大防止の取り組み「三密防止対策」として、クルーズ船「にっぽん丸」内にある大浴場の混雑状況を可視化するために”SafeCount”を導入いただきました。混雑状況は、リアルタイムに船内7ヵ所の大型モニター及び客室のテレビ画面に表示されています。商船三井客船様は、マスク着用やソーシャルディスタンスへの配慮等の感染予防対策に加え、”SafeCount”システムを活用した対策もされており、お客様に安心して「にっぽん丸」でのクルーズを楽しんで頂けるよう準備されています。

“SafeCount”の詳細はこちら

システム構成

 大浴場の男女各入口の天井に取り付けられたSafeCountは、船内のアクセスポイント経由でサイネージ用のWebサーバーと連携し、各モニターに「緑色:空あり」「黄色:混雑」「赤色:入場規制」の3パターンで表示しています。

導入経緯を教えてください

 船内イベントやお食事などのスケジュールの兼ね合いから、大浴場の利用時間帯が集中しやすく、以前から混雑状況を知りたいというお客様の声がありました。さらに、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、密を避ける必要性が出てきたため導入に至りました。

導入の決め手は何ですか?

 客船という特殊な環境から、クラウドは衛星回線を使った通信となり、遅延や回線切断などの発生が懸念されたため、回線に左右されないイントラで動作するシステムを検討しました。また、大浴場の入口が入り組んでおり、カメラでの検知が角度的に難しかったことなどから、天井から頭部の熱を検知出来るSafeCountを採用しました。

製品・サービスの評価はいかがですか?

 複数の製品を組み合わせてシステムを組んだ場合、利用環境によって数値にずれが生じることを懸念をしておりましたが、SafeCountは検知・計数などの動作が安定しているため評価できます。SafeCountはシンプルな作りとなっていますが、弊社のように既設システムに組み込む場合に備え、API連携が出来るようになればさらに使いやすくなると思います。

導入企業紹介

会社名 商船三井客船株式会社

本 社 〒107-8532 東京都港区赤坂1-9-13 三会堂ビル5階

設 立 1963年2月28日旅行業登録

観光庁長官登録旅行業 第946号
旅行業公正取引協議会会員 
(社)日本旅行業協会正会員 ボンド保証会員